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2014.12.08
本と雑貨がある空間 嵯峨嵐山駅前のブックカフェ「tutti」
※こちらの記事は2014年12月8日に公開されたものです。 JR嵯峨嵐山駅前にあるホテルビナリオ嵯峨嵐山のエントランスには、広々としたブックカフェが併設されています。嵐山散策の前や帰りに、ほっと一息つくのにぴったりな場所です。
朝8時からオープン。ゆったりとした空間でくつろいで

壁面に配した落ち着いた色調の書棚には、京都観光の書籍のほか、絵本、美術書、文芸書などが並びます
京都・嵐山方面の観光拠点のひとつ、JR嵯峨嵐山駅の南口すぐに建つ「ホテルビナリオ嵯峨嵐山」。もとは「全国手話研修センター・コミュニティ嵯峨野」という施設でしたが、広く観光客にも利用してほしいと、2014年8月にホテルとしてリニューアルしました。 そして、このホテルの顔ともいえるのが、駅に面した一角を広く使ったブックカフェ「tutti(トゥッティ)」。「みんなで演奏する」という意味のイタリア語から名付けられた店名には、観光に京都を訪れた人から地元の人まで、さまざまな人々が集って楽しいひとときを過ごしてほしいとの思いが込められています。 オープンは、朝8時。宿泊客以外でも利用できるので、地元の人はもちろん、これから観光をしようと駅に降り立った人たちが、広々としたカフェエリアでほっとひと息ついています。
本とともに、和モダンテイストの雑貨もそろう

貼り箱(300円〜)。モンドリアンの作品を思わせるカラーと和のモチーフがミックスされているものなどが並びます
「tutti」は、本とともに雑貨も扱っています。そのセレクトは、京都を中心に多くの店舗を展開する「ふたば書房」。雑貨のセレクトショップ「アンジェ」も手がけている書店です。 カフェスペースを囲むように並んだ棚には、「話題のもの」「京都で作られたもの」をキーワードに集められた雑貨がずらり。モダンな柄の和紙が貼られた貼り箱は、小物入れやお土産にぴったりです。ほかにも、地元京都で作られた竹細工や、お茶目な柄の風呂敷やてぬぐいなども並んでいます。

デザインユニット・コチャエの「こけし折り紙」(500円)。外国の人にも人気がありそうです
散策途中にほっこり まあるいティーポットでひと休み

「ティーフォーワン」とは、一人用のポットとカップがセットになった、イギリス発祥のティーセット
カフェでは、ピラフなどの軽食をはじめ、ケーキなどのスイーツ、昼間から粋にビールなどお酒もいただくことができますが、なかでもおすすめは、「ホットティー」(500円)。「ティーフォーワン」と呼ばれるティーセットでいただく紅茶です。 紅茶は、セイロン、ダージリン、ローズヒップ、レモンジンジャーの4種類から好みのものを選ぶことができ、素朴なクッキーがつきます。 カフェエリアの一角にある書棚の本は、テーブルまで持ち込むことができるので、お気に入りの本を片手に、ゆっくりとティータイムを楽しんでみてくださいね。

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トゥッティ
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清塚あきこ
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