NYのアトリエ倉庫のような雰囲気をイメージ

地下鉄東西線バスセンター前から徒歩で約10分のところにある「D×M」は、倉庫が立ち並ぶ工業地域の一角にひっそりと佇んでいます。NYのSOHOに並ぶようなアトリエ倉庫をイメージし、工場だった建物をリノベーション。店内外観ともに、当時の面影が残っています。 1階はドーナツや珈琲などの販売、2階がカフェスペースになっており、展示やイベントスペースとしても使われることも。椅子などの家具は廃校になった学校のものを集めて利用。また、工場で使われていたものをインテリアの一部として、ところどころに飾られています。

スペシャルティコーヒーでほっと一息

「カフェラテ」（560円）

豆は店にある大きな焙煎機で、毎回ていねいに焙煎される「スペシャルティコーヒー」を提供。コーヒーの香味をもっと楽しめるようにと、カフェプレスで注出しているのもこの店ならではの特徴です。カフェプレスを使うことによって、旨みのもととなるコーヒーオイルが吸収されずに豆本来の旨みを味わうことができます。 毎月１の付く日はコーヒーの日として、豆を200g以上買うと20％増量するサービスもあります。

「本日のコーヒー」（500円）。ハンドドリップも選べます

食べるのがもったいない！見た目がキュートなドーナツ

自家製ドーナツは、ナッツやプレーンなどの定番商品のほかに季節物や新味を加え、常時12種類ほどを用意。道産小麦に米粉を加えた、もっちりとした食感が特徴です。食べ応えがあり、軽食としても満足できます。色鮮やかな見た目も惹きつけられますよね。もちろんテイクアウトも可能。好きなドーナツとドリンクがついたお得なセットもあります。 他に焼きドーナツの「ビスクドーナツ」も人気。日持ちがするのでおみやげに最適です。

「カシス」（250円　手前）と「ショコラ・オ・レ」（260円　奥）

ランチに食べたい一皿

ドーナツのほかに食事メニューもオススメ。11月から販売開始した自家製の「キッシュ」は、サケやホウレンソウ、ジャガイモなど四季折々の旬の道産野菜がたっぷり。ピクルスとリコッタチーズも添えられています。ほかにタイの国民的料理で、肉類などをナンプラーとオイスターソースとともに炒めたものをご飯の上にのせた「ガパオライス」や、イタリア発祥の揚げピザ「フリッタ」など、海外で馴染みのある料理も食べられます。 コーヒーとドーナツが自慢の「D×M」は、また行きたいという気持ちにさせてくれる落ち着きや静寂さがあります。展示会やライブといったイベントも時折開催するので、ホームページをチェックして出かけてみましょう。