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2016.09.26
メロンにお芋に焼きたてパンまで♪ この秋めぐりたい茨城最旬グルメ
茨城県が北海道に次ぐ農業大国ということをご存知でしたか?生産量日本一を誇るメロンをはじめ、秋にはさつまいもやブドウ、栗などざまざまな野菜やフルーツが旬を迎えます。 採れたてメロンをその場で味わえるスポットや、お野菜たっぷりのビュッフェ、ほしいもを使った変わり種スイーツが人気のお店など、茨城の“おいしい!”をギュッと詰め込んだ秋のグルメ旅に出かけましょう。
甘さにびっくり! 自分で収穫もできる鉾田の秋メロン
太平洋に面した鉾田市は、日本随一のメロン生産地。水はけのいい土壌と昼夜の気温差が、甘くて香り高い極上のメロンを育みます。そんな鉾田に来たらぜひ体験してみたいのがメロン狩り。 広大な敷地にメロン畑やさつまいも畑、バーベキュー場も備える「フォレストパーク メロンの森」では、春と秋の2回、メロン狩りが楽しめます。

プランは1個狩り+1/8個試食の「テイスティワンC」(1人2800円)から。大人数やファミリー向けのセットプランも用意
夏の終わりから秋にかけて旬を迎えるアールスメロン。「マスクメロン」の名でも知られる甘みたっぷりの高級メロンです。 こちらではメロンの試食と収穫体験がセットで楽しめます。 まずは緑に囲まれた敷地内で、アールスメロンを試食。みずみずしいメロンの甘さを堪能したあとは、いよいよメロン狩りです。ハウス内にずらりと並ぶメロンの中から、おいしさが詰まったメロンを見極めて収穫してみましょう。

切ると黄緑色の果肉から果汁があふれだす「アールスメロン」
葉が枯れかけていて、表面の編み目が細かく盛り上がっているものがベスト。ツルを切るとずっしりと重みを感じます。 収穫後は常温で保存して、4〜5日後に食べるのがおすすめ。収穫時から糖度は変わりませんが、少し柔らかくなるとより甘さを感じます。 今年の秋メロン狩りは10月23日(日)まで(要予約)。今が旬のメロンのおいしさを逃さず味わいましょう。
○フォレストパーク メロンの森 [所]茨城県鉾田市安房1623-1 [TEL]0291-33-5621 [時間]9:00~17:00 [定休日]期間中無休
日本一のほしいもをもっとおいしく!夢とこだわりが詰まったお芋スイーツ

同じく鉾田市にある「夢食六ファーム ほくほく(むべろくファームほくほく)」は、2015年オープンの新しい直売所。 店内には地元生産者の愛情とこだわりがたっぷり詰まった野菜や果物が並びます。

生産者の声を直接聞いて、“ものがたり”のある農産物だけを厳選
こちらでは、併設のカフェでいただける自家製のオリジナルスイーツも評判です。 なかでもおすすめは、じっくりと焼きあげたさつまいもをそのまま冷凍した「冷やし焼き芋」(1本300円)。濃厚な甘みがギュッと凝縮され、半解凍の状態ならシャリッと、完全に解凍した状態ならねっとりとした食感が楽しめます。 また、焼き芋をペースト状にして牛乳を加えた「飲む焼き芋」(250円)は、芋そのものの甘さをダイレクトに感じる贅沢なドリンク。アイスならサラッと爽やかに、ホットなら濃厚なポタージュスープのように味わえます。

一番手前が「冷やし焼き芋」(1本300円)、その奥にあるドリンクが「飲む焼き芋」(250円)
お土産には、焼き芋を丸ごとじっくり干した「究極の焼芋丸干し“夢こまち”」(480円〜)をどうぞ。皮付きと皮なしの2種類があり、普段食べているほしいもとはまた違う食感や甘みが堪能できます。 ほかにも地元産の果物や野菜を使ったジェラートや、採れたてのみずみずしいカットメロンなど、手軽に食べられるスイーツがずらり。あれもこれもとおいしく食べていくうちに、お腹も心もほっこりと満たされます。
○夢食六ファームほくほく [所]茨城県鉾田市上釜588-17 [TEL]0291-34-4578 [時間]9:30~18:00 [定休日]無休
地元食材をふんだんに使った家庭料理ビュッフェ

まさに“森の中のレストラン”といった雰囲気。ロッジのような造りの店内も素敵
ご当地食材を使った多彩な料理が楽しめると人気なのが、茨城町にある「森の家庭料理レストラン」。 生産者が丹精込めて作った地元の食材を、趣向を凝らした高級料理としてではなく、お母さんが家庭で作る「毎日食べても飽きない料理として届けたい。」そんな思いから、料理を作るのは、ほとんどが地元のお母さんです。 野菜の味をそのまま生かすため、料理はすべて薄めの味付け。化学調味料は一切使わず、高齢の方から赤ちゃんまで安心して食べられる家庭料理が並びます。

この日のメニューはローズポークの冷しゃぶサラダ、野菜のオーブン焼きなど。常時30種類以上が揃う
ビュッフェに並ぶメニューはあらかじめ決まっているわけではなく、作り手のお母さん達がその日の仕入れを見て決め、それぞれのオリジナルレシピで作り上げます。そのため、来る日によって献立も味もさまざま。何度来ても楽しめる、バリエーション豊富なメニューの数々も、レストランの魅力となっています。

かわいいウサギが目の前に
レストランがある「ポケットファームどきどき 茨城町店」は、全農いばらきが運営する複合型レジャー施設。直売所や体験施設、有機野菜を栽培する“どきどき農園”なども備えています。 敷地内には豚やウサギ、ヤギなどが飼育されている小さな動物村もあり、休日にはふれあいイベントも行っています。 栄養たっぷりの家庭料理を堪能したあとは、農業体験や動物との触れあいを楽しむのもいいですね。
○森の家庭料理レストラン 茨城町店 [所]茨城県茨城町下土師字高山1945 [TEL]029-219-1161 [時間]11:30~15:00(受付は11:00〜14:00)、17:30~21:00(受付は17:00〜20:00)※ディナー営業は土・日曜、祝日のみ [定休日]水曜
余計なものは入れない“引き算のパン”。「HacoPan」の優しいパンにほっこり

水戸市内の閑静な住宅地にある白い一軒家。「Haco Pan(ハコパン)」はその1階にあります。

食べきりサイズが嬉しい「Haco食パン」(300円)。厚めにスライスしてもらうのがおすすめ
子育てをしながら自宅で出来る仕事がしたいと、オーナーが2012年に自宅兼店舗のパン屋をオープン。自身も2人の子を持つ母親として、添加物や化学調味料など余計なものは入れず必要最小限の材料で作る「引き算のパン作り」にこだわります。 おすすめは、かわいらしい焼き印が目印の「Haco食パン」。白神こだま酵母を使ったしっとりとした食感や、ほんのりと感じる甘みが特徴です。厚めに切ってトーストすれば、素材そのままの味や香りが口いっぱいに広がります。

手前から「クリームパン」(160円)、「くまチョコパン」(140円)、「焼きカレーパン」(200円)
ショーケースにはほかにも、茨城県のブランド豚・ローズポークがたっぷり入った焼きカレーパンやクリームパン、ベーグルなど、見た目も具材もバラエティ豊かなパンが15種類ほど並びます。 週3日(火・木・土)の営業で、パンは売り切れ次第終了。昼過ぎに売り切れてしまうこともある人気店なので、早めに行くのがおすすめです。
○Haco Pan [所]茨城県水戸市見川町2131-1053 [TEL]080-3561-8585 [時間]11:00〜17:00(売り切れ次第終了) [定休日]月・水・金・日曜、祝日
食欲の秋。素材を大切にするこだわりのグルメスポットを巡って、茨城のおいしさをまるごといただきましょう。
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藤本真理子 写真:清水亮一
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