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2025.02.11
【ZIP!で紹介】電車でふらり♪ 週末に行きたい、都内発日帰り旅におすすめのエリア5選
週末はちょっと気分を変えて、電車で気軽に日帰り旅へ出かけませんか? 都内から日帰りで行けるエリアには、自然やグルメ、歴史を楽しめる魅力的なスポットがたくさんあります。 今回は日本テレビ系列『ZIP!』でことりっぷ編集部がご紹介した、電車で行けるおすすめの旅先をまとめてご紹介。思い立ったらふらりと出かけたくなる、すてきな場所ばかりです。
東京から1時間50分♪電車旅の先に待っているのは冬ならではの富士山の絶景
夜はイルミネーション、昼は澄んだ空気が気持ちいい「江の島」
江戸時代にタイムスリップしたような町並みが楽しめる、水郷の町「佐原」
「梅まつり」が開催中。日本三名園・水戸の「偕楽園」
まるで海と空に浮かぶような、駅舎からの絶景をお目当てに「日立駅」
東京から1時間50分♪電車旅の先に待っているのは冬ならではの富士山の絶景
ことりっぷ河口湖・山中湖より
新宿駅からJR特急富士回遊に乗車して、雪がかぶっている富士山らしい絶景を見る旅はいかがですか? 富士山の絶景を見る場所として今回おすすめするのが、近頃ハタオリの町としても有名な富士吉田市中心部にある本町通り。本町通りのまっすぐ先に見える富士山は、遠近法によりいつも以上に、威風堂々とした風格を感じます。通り沿いに建つ電柱やレトロな街灯、富士山をあしらった看板など、なんともいえないノスタルジックな雰囲気の中にある富士山の光景もここならではの魅力です。
本町通り沿いに建つ信玄餅で有名な、富士吉田金精軒 富士茶庵の2Fから見る富士山も絶景
名物のどらやき200円、カスタードプリン600円、カフェラテ500円
富士山を見学したらコーヒーも自家製プリンもおいしい「FUUTO COFFEE AND BAKE SHOP」 へ。 本町通りの西側にある路地裏にあるおしゃれな外観が目印のこちらは、元和菓子職人がつくるどらやきがおいしいと話題になっているカフェです。毎日銅板でやくどらやきは、ふわっととしていて、あんこもたっぷり。スイーツはほかにもマフィンや、少し固めのカスタードプリンとどれも、コーヒーにあわせて食べたいものばかり。富士山のふもとならではのおいしい水でいれたコーヒーも忘れずにオーダーしましょう。
FUUTO COFFEE AND BAKE SHOP
フウトコーヒーアンドベイクショップ
夜はイルミネーション、昼は澄んだ空気が気持ちいい「江の島」
夏のイメージのある湘南・江の島。新宿や品川から約1時間ほどで行ける日帰りおでかけ先として人気ですが、実は冬もおすすめ。晴れた日には富士山もくっきり見えます。 毎年人気のイルミネーション「湘南の宝石」が、今年も2月28日(金)まで開催中で、夜の時間まで楽しめます。江の島全体がライトアップされ、メイン会場となる「サムエル・コッキング苑」では煌めく輝きの世界に浸れます。
画像提供:湘南藤沢活性化コンソーシアム
江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドル(展望灯台)
エノシマサムエルコッキングエンエノシマシーキャンドルテンボウトウダイ
せっかく江の島に行くなら、朝からまるっと1日プランはいかがでしょうか。早起きして新鮮魚介の朝ごはんを食べたり、参道でテイクアウトグルメを楽しんだり、パワースポットを訪れたり。夜間はイルミネーションの舞台となる「サムエル・コッキング苑」は、なんと日中は無料で入れます。苑内には自由に座れる椅子もたくさん設置されているので、ひと休みするにもぴったりですよ。
冬におすすめ♪江ノ島さんぽの記事はこちら
「サムエル・コッキング苑」内にはカフェやレストランも充実。「LONCAFE 湘南江の島本店」では、海を眺めながらとろふわフレンチトーストがいただけます。開放感のある店内からは、どの席からも海が見えるので、高台から眺める海辺の景色を満喫してくださいね。
「LONCAFE 湘南江の島本店」の記事はこちら
LONCAFE 湘南江の島本店
ロンカフェ ショウナンエノシマホンテン
シナモンをたっぷり使って焼くアップルパイが名物の「UMIYAMA DO 」も「サムエル・コッキング苑」にあります。なまこ壁の白い土蔵造りの店内か、グリーンあふれる開放的なテラスでイートインができます。近くにはガラス張りのギャラリー「UMIYAMA GALLERY」があり、イベントがない時はこちらも利用可能。天気のいい日は光にあふれ、雨の日も情緒のある空間です。
「UMIYAMA DO」の記事はこちら
UMIYAMA DO
ウミヤマ ドウ
江戸時代にタイムスリップしたような町並みが楽しめる、水郷の町「佐原」
歴史ある町並みを楽しむなら、東京駅からJRで約2時間で行ける佐原はいかがですか? 千葉県香取市にある佐原は、江戸時代から水運が発達し、水郷の町として栄えた場所です。川沿いや香取街道には、佐原が繁栄していた江戸時代から大正・明治時代のころの建物が点在。「北総の小江戸」と呼ばれ、散策するだけでもタイムスリップしたような気分になれますよ。 佐原は、江戸時代、初めて実測による日本地図を完成させた伊能忠敬ゆかりの町でもあり、その歴史がわかる「伊能忠敬記念館」や、伊能忠敬が17歳から49歳まで過ごした家も残っています。
佐原といえば水郷の町ということで、外せないのが舟めぐり。舟からだと、歩くときと目線が変わるので、また別の角度から町並みを楽しめます。船頭さんが佐原の紹介をしてくれるので、着いたらまず舟めぐりをするのがおすすめですよ。冬はこたつ舟になるので、ぬくぬくしながら舟旅を楽しむことができます。
舟めぐりを楽しんだあとは、船着き場近くのカフェでスイーツを楽しみませんか。 「VMG CAFE」は、県指定有形文化財でもある建物をリノベーションしたカフェで、江戸時代築の情緒ある空間でゆっくり過ごせます。 おすすめは、さつまいもを使用した「生絞りモンブラン」。地元・香取市産の甘い紅はるかを使った、贅沢な絞りたてのさつまいもモンブランです。生地から作るサクサクのパイの上に、角切りのサツマイモと生クリーム、横にバニラアイスが添えてあり、注文すると目の前で絞ってくれます。 香取市はさつまいもの産地。秋冬はさつまいもがとくにおいしい時期ですよ。
「VMG CAFE」の記事はこちらから
VMG CAFE
ブイエムジーカフェ
歴史があるため、老舗のお店も多くある佐原の町。360年以上続く老舗和菓子店「御菓子司 虎屋」をご紹介します。店頭には19代目が復活させた虎柄の和菓子や、新たに作られた和洋菓子が並び、冬から春にかけては、香取市産のいちごを使ったスイーツも。どれもおみやげにぴったりです。 看板商品は虎柄の「とらやき」。自慢の餡は北海道十勝産の小豆を使い、市内に鎮座する香取神社の総本社「香取神宮」の御神水で、3日かけて直火でじっくり炊き上げたもの。てんさい糖を使っていて、甘さ控えめの粒餡です。餡の上に、北海道産の塩味のあるバターを乗せた「とらやきバター」もありますよ。虎は金運や勝負運をもたらすため、縁起菓子として親しまれていたという歴史もあります。
「御菓子司 虎屋」の記事はこちらから
御菓子司 虎屋
オンカシツカサトラヤ
「梅まつり」が開催中。日本三名園・水戸の「偕楽園」
梅のシーズンには多くの観光客でにぎわう「偕楽園」。梅林の見ごろは例年2月下旬から3月上旬ごろ
梅の名所として知られる茨城県水戸市の「偕楽園」。2月11日(火・祝)~3月20日(木・祝)には、「水戸の梅まつり」が開催され、週末のライトアップや屋台、多くの催しも楽しみです。まつり期間中の土・休日は、直通臨時列車「特急 水戸偕楽園号」が運転を予定しており、下りの特急列車と普通列車は偕楽園の目の前に電車が止まり、アクセスもぐんと良くなります。東京からは約1時間半ほどで行けるので、週末のおでかけ先にもぴったりです。
「好文亭表門」をくぐり、「孟宗竹林」や杉林を眺めて好文亭へ向かうコースは、徳川斉昭が考えた「陰と陽の世界」を体感できるもの
杮(こけら)葺きの屋根が風情ある「好文亭」。廊下でつながる「奥御殿」は茅葺き屋根の平屋
「偕楽園」の入園料とは別に230円必要ですが、園内にある「好文亭」はぜひ訪れてほしい場所。庭園や湖を一望できる3階の「楽寿楼」からの絶景や、見事な襖絵など見どころがたくさんあります。
大パノラマが広がり、開放的な3階の「楽寿楼」。見晴広場や千波湖が見渡せる
抹茶付きの和のアフタヌーンティー「樂彩」3300円。前日までに要予約。上段は季節により変更あり
建物内にあるカフェ「樂」を訪れるなら事前に予約したいのが、和のアフタヌーンティー「樂彩」。3 段の引き出しにティラミスや和菓子、おやきなどが入っており、庭園を眺めながらゆっくり味わいたい一品です。
「偕楽園」の記事はこちらから
撮影:スターユーザーゆーこ。さん
本園を歩いた後は、千波湖側へ。千波湖側へ渡る偕楽橋は、左右に梅林が眺められる絶景スポット。時間が合えば橋から電車と梅林を写真におさめることもできますよ。
偕楽園
カイラクエン
まるで海と空に浮かぶような、駅舎からの絶景をお目当てに「日立駅」
絶景旅が好きな方の間で話題に上がることが多い、茨城県の「日立駅」。東京からのアクセスは、特急電車で約1時間40分ほど。 全面ガラス張りのデザイン設計は、日立市出身の世界的建築家・妹島和世氏が監修。グッドデザイン賞をはじめ、数々の賞を受賞していて、世界で最も美しい駅舎のひとつとして高く評価されています。 高台に位置する駅からは海が一望でき、まるで海の上に立っているかのような絶景が広がります。
看板メニューのオリジナルパンケーキは、付け合わせも豊富で大満足
SEA BiRDS CAFE
シーバーズカフェ
日立駅から電車とバスで約1時間ほどの場所には、茨城県ひたちなか市の太平洋沿いに広がる「国営ひたち海浜公園」もあります。春になると、ネモフィラを中心に花が咲き誇り、これからの時期にぴったり。 ネモフィラは例年4月上旬ごろから咲きはじめ、中旬から下旬ごろに見ごろを迎えます。混雑するため、GW前が花もきれいでねらい目だそう。開園か閉園近くの時間帯もおすすめです。
人気の「ネモフィラブルーソフト」
目の覚めるような黄色の早咲きのスイセンと梅。奥には早咲きの菜の花も
2月中旬から鮮やかな黄色の早咲きスイセンや梅が咲き始め、海浜公園のフラワーリレーがスタート。入れ替わるように3月下旬から4月中旬は、スイセンガーデンに約100万本、230品種のスイセンが咲き誇ります。
カラフルで元気がでるチューリップ畑。見ごろは4月中旬から下旬
「国営ひたち海浜公園」の記事はこちら
国営ひたち海浜公園
コクエイヒタチカイヒンコウエン
いかがでしたか?今回は電車で気軽に行ける日帰り旅のおすすめスポットをご紹介しました。都会の喧騒を離れてリフレッシュできる場所ばかりなので、次の週末はふらりとお出かけしてみてはいかがでしょうか?
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ことりっぷ編集部
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