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2016.09.10
150万本もの秋の花が一面に。「みちのく杜の湖畔公園」でコスモスとコキアが見頃
朝夕の風に少しずつ秋の気配を感じる9月。宮城県川崎町にある「国営みちのく杜の湖畔公園」では、9月10日(土)から「コスモス&コキア de COKOフェスタ2016」が開催されます。可憐なコスモスやもこもこのコキアを愛でながら、写真を撮ったりおさんぽしたりと、季節を感じるひとときを過ごしに出かけましょう。
公園を彩る花々に秋の訪れを感じて
入口すぐにある広場。秋には大花壇をサルビアやマリーゴールドなどが彩る
仙台市街から車で40分ほど。仙台市の南西に隣接する川崎町に「国営みちのく杜の湖畔公園」はあります。園内は花壇や遊具がそろう南地区、キャンプ場やドッグランを備える北地区、トレッキングなどが楽しめる里山地区に分かれており、総面積は東京ドーム約16個分もの広さを誇ります。
広場には噴水や水路も
春は桜やチューリップ、初夏には菜の花やポピー、夏はアジサイなど季節の花木が園内を彩り、四季ごとにイベントを開催。「コスモス&コキア de COKOフェスタ2016」は、今年で7回目を迎える秋のイベントです。9月から咲き始めるコスモスと、10月にかけて紅葉していくコキアの共演を楽しむことができます。
秋の風物詩・コスモスが彩る花畑へ
まずは南地区のメインゲートからエントランスの広場を抜けて、左手に広がる「お花畑」エリアへ。遠くに蔵王の山々を望み、14種類150万本ものコスモスが咲き誇ります。 9月中旬にいち早く見頃を迎えるのは、黄色やオレンジの明るい花を咲かせる「キバナコスモス」。暑さに強いため開花が早く、草丈が低めなのが特徴です。一面に広がるビタミンカラーに元気をもらえそうですね。
9月中旬から10月中旬まで楽しめる「キバナコスモス」
10月上旬から下旬にかけては、おなじみの赤やピンクの花をつける「センセーション」「シーシェル」、淡い黄色の「サンセットイエロー」などのコスモスもしだいに満開に。秋晴れの抜けるような青空のもと、可憐な花々が風にそよぐ風景に、すっと心が洗われるよう。 花畑のあちこちにはベンチが置かれており、一面のコスモスを眺めながらひと休みすることもできますよ。
まあるいフォルムがキュートな、秋色に染まるコキア
続いて、東北6県の古民家を移築し、昔の暮らしや文化を伝えるエリア「ふるさと村」へ。アプローチに広がる「だんだん畑」に植えられたおよそ1万株のコキアが、もこもこした愛らしい姿で迎えてくれます。 コキアは春に種をまき、夏から秋に観賞した後、冬前には枯れてしまう一年草。夏は爽やかな緑色で、9月から紅葉が始まり、10月上~中旬には畑を真っ赤に染め上げます。日々移ろう緑と赤のグラデーションも、赤色を濃くした姿も美しく、深まる秋を感じさせてくれます。
夜間イベント「コキアカリ」。10月の三連休の17:30~21:00に行なわれる
10月8日(土)~10日(月・祝)の夜には、コキアのライトアップイベント「コキアカリ」を開催。畑一面が虹色のライトで彩られ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめますよ。 期間中はジャズライブや東北の伝統芸能の演舞など、催し物も盛りだくさん。園内にはベンチや広い芝生もあるので、ランチを持参して、ピクニック気分で訪れるのもおすすめです。季節の花々に包まれ、のんびりと秋の休日を過ごしてみてはいかが?
国営みちのく杜の湖畔公園 コスモス&コキア de COKOフェスタ2016
こくえいみちのくもりのこはんこうえんこすもすあんどこきあでここふぇすた
宮城県 川崎町小野二本松53-9
http://www.michinoku-park.info/wp/
【入場料】一般410円(10月2・9日は無料入園日 ※駐車料金は有料)
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福島綾香 写真:板元義和
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