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2015.03.04
地産地消のマクロビカフェ「精進スイーツ結び」でくつろぎのひとときを
宮城県北部、登米市ののどかな田園風景の中にある「精進スイーツ結び」は、築60年の民家をリノベーションしたカフェ。地元産の米粉や全粒粉で作る、低カロリーのマクロビスイーツが評判です。
田舎の風景に心が和みます

仙台市から三陸自動車道を北上し、登米ICを下りて車で10分ほど、ほのぼのとした景色が広がる登米市中田に、地産地消のマクロビカフェ「精進スイーツ結び」はあります。大きな窓からは、四季折々の田園風景や手入れの行き届いた日本庭園を眺められ、60年の時を経た柱や梁には、どこか懐かしい雰囲気が漂います。 この店のオーナーの佐藤達也さんと熊谷桂子さんは、ともに登米市出身の同級生。佐藤さんは東京でIT関連の仕事に就いていましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに郷里の役に立ちたいと考え、地元へ戻ってきました。「登米市にもカフェ好きが満足するようなおしゃれなカフェを作りたい。メニューには地元産の食材を生かしたい」。そんな思いで意気投合した佐藤さんと熊谷さんが2014年7月にオープンさせたのが「精進スイーツ結び」です。
元気をもらえそうなスイーツ

「うさぎ玄米クッキー」
こちらのお店の特徴は、卵、バター、乳製品など動物性の食材や白砂糖を一切使わず、有機栽培の野菜や穀類、植物性の素材だけで作るマクロビオティック製法によるスイーツを販売していること。地元のブランド小麦「あおばの恋」をはじめ、有機大豆の豆乳や米油、米粉など自然豊かな登米の食材にこだわります。お菓子の甘みには、てんさい糖やメープルシロップ、ミネラル豊富なきび砂糖などを使用。選りすぐりの素材の個性を活かしたスイーツは、どれも混じり気のない素直な味わいです。 人気の「うさぎ玄米クッキー」(2枚入り195円)は、登米産の玄米粉を使った、見た目もかわいいハードタイプのクッキー。噛むほどにほのかな甘みがします。

ほかにも、旬の食材をふんだんに使ったケーキやタルト、ホットビスケットなど、手間ひまかけたマクロビスイーツがそろいます。「かぼちゃのホットビスケット」(170円)は、ほくほくのかぼちゃをペースト状にして練りこんでいて、外はサクサク中はしっとりの食感。添えられた豆乳ホイップが、かぼちゃのほんのりとした甘さを引き立てます。 スイーツのおともにはコーヒー専門店に特注しているスペシャルブレンドの「こってりブレンドコーヒー」(430円)や、香りのいい宇治抹茶を贅沢に使った「宇治抹茶豆乳」(430円)をどうぞ。

「宇治抹茶豆乳」
自然の恵みいっぱいのマクロビスイーツを味わい、ゆっくり流れる時間を楽しんで、心も体もリフレッシュしてくださいね。

精進スイーツ結び
しょうじんスイーツむすび
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横橋美奈子 写真:板元義和
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