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2016.09.12
フルーツのおいしさをギュッと凝縮! 老舗の果物店が営むジェラート専門店
※こちらの記事は2016年9月12日に公開されたものです。 宮城県塩竈市にある「Gelateria Fruits Laboratory(ジェラテリアフルーツラボラトリー)」。みずみずしい旬のフルーツや野菜を使った本格ジェラートが、早くも話題を集めています。そのおいしさの秘密とは?
フルーツを知り尽くした青果店が営むジェラート専門店
仙台と松島との間に位置し、古くから港町として栄えてきた塩竈。この街で約50年続く青果店「渡辺果実店」が新たにオープンさせたのが、「Gelateria Fruits Laboratory」です。 JR本塩釜駅から歩いて5分ほど。老舗の酒蔵や趣ある和菓子店が軒を連ねる商店街の一角にあり、ビビッドな黄色を配した外観がひときわ目を引きます。 オープン初日には長い行列ができ、1日で1000個のジェラートが完売するほどの大盛況だったそう。
選べるフレーバーはその日のお楽しみ
いちばんの特長は、ジェラートに使われるフルーツと野菜。青果店ならではの強みを生かし、その時々の旬の素材を全国各地から厳選して仕入れています。店頭にそろうジェラートは常時15種類ほど。季節はもちろん、仕入れの状況に応じて日ごとに異なります。この日は、いちごやオレンジのほか、桃やグレープフルーツ、メロンなどが並んでいました。 素材そのものの味や香りを感じられるジェラートを作るため、仕込みはすべて手作業。皮や種を取り除いたり粗ごししたりと、早朝からていねいに仕込みます。フルーツと野菜の果肉や皮などを適度に残すことも、果実感たっぷりの味わいに仕上げるためのポイントです。
素材の持ち味を生かしたフレッシュなジェラート
「いちご」と「ミルク」
数あるフレーバーのなかで、人気なのが「いちご」です。甘酸っぱい味と華やかな香りが口いっぱいに広がり、果肉のつぶつぶとした食感もポイントに。生のいちごにかじりついたようなみずみずしさを楽しめます。 定番の「ミルク」は、濃厚なコクがありながら飽きのこないすっきりとした味わい。ミルクと生クリームの配合に試行錯誤を重ねてできあがった自信作です。
「かぼちゃ」と「キウイ」
野菜の人気フレーバーは「かぼちゃ」。まったりとしたかぼちゃの甘みが味わい深く、ほどよく残した皮がチョコレートチップのようなパリパリとした食感を生み出しています。 ジェラートは、シングル380円・ダブル450円で、カップかコーン(+50円)を選べます。持ち帰り用のテイクアウトカップ(1フレーバー300円)もありますよ。
旬の素材のおいしさをジェラートで
「柿」のジェラート
いち早く旬を先取りできるプレミアムなフレーバーも登場します。秋にかけてのいちおしは、柿を使ったジェラート(シングル500円、ダブル570円)。柿独特のとろりとした食感と濃厚な甘みを楽しめます。こちらは11月末までの期間限定です。
同じフルーツや野菜でも、時期によって味や香りがまったく異なり、それぞれに違ったおいしさがあるそう。たとえば桃なら、出始めはさわやかな酸味を、最盛期の熟したものはリッチな甘みを楽しめます。 「Gelateria Fruits Laboratory」では、素材の旬を常に追いかけて、もっともおいしい状態でジェラートにしています。自然の恵みがつまった本格ジェラートで、その季節ならではの味わいを楽しんでみませんか。
Gelateria Fruits Laboratory
ジェラテリアフルーツラボラトリー
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