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2016.09.23
ベーグルカフェからセレクトショップまで♪注目のアートスポット、新潟市美術館の楽しみ方5選
新潟といえば、多彩な食文化と豊かな自然が有名です。そんな新潟で、最近注目を集めているアートスポットがあるのをご存知でしょうか? 2015年にリニューアルした「新潟市美術館」は、アートだけではない魅力がつまったアートスポット。ランチや雑貨さがしも楽しめる「新潟市美術館」を楽しむポイントをご紹介します。
新潟が生んだ建築家、前川國男が手がけた格調高い建物
美術館の向かいには、緑豊かな西大畑公園が広がっている
「新潟市美術館」は、新潟出身の建築家で、日本の近代建築をリードした前川國男が最晩年に設計した作品です。
館内にはふたつの「庭」がある。季節や天候にあわせ移ろう自然の光景が広がる
外壁は、前川國男が長持ちする建築を目指して独自に開発した「打ち込みタイル工法」によるもの。風雪や衝撃に強く、くっきりとした陰影ができるのが特徴です。 移りゆく季節の風景になじむオリーブグリーンのタイルが、心を落ち着かせてくれそうですね。
色彩が生み出すリズム感が目を引く内観
館内に入ると、さまざまな色が目に入ってきます。だいだい色のタイル、空色の天井、からし色の壁…。あちらこちらに配色された色彩がリズム感を生み、遊び心を感じさせる世界観を体感することができます。
幅広いジャンルの企画展やコレクション展を展開
取材時に美術館でみつけた展示のチラシの一部
さまざまなジャンルの企画展に加えて、新潟ゆかりの作家や現代美術を中心にしたコレクション展を開催しています。 また、ベテラン学芸員による企画展の見どころや、展覧会のポイントをお話するギャラリートーク、「つくる」ことを体感できるワークショップも人気だそうです。
ベーグルビュッフェも楽しめる♪ベーグルカフェ「こかげカフェ L'ombrage」
写真左から「焼きたて!!ミニベーグルビュッフェ」は限定10食。テイクアウトOKな「西大畑ベーグル」(各種 200円+税~)はオンラインショップでも購入できる
アート観賞のあとは館内に併設された「こかげカフェ L'ombrage」で、ひと休みはいかがですか? こちらは新潟産小麦粉と天然酵母で噛みしめるほどに味わいのある「西大畑ベーグル」がいただけるべーグルカフェです。
ランチは11:30~なくなるまで。 店内メニューは全て「卵・乳製品不使用」
ランチは、14種類の焼きたてミニベーグルが食べ放題の「焼きたて!!ミニベーグルビュッフェ」(本日のスープ、サラダ、ドリンク付き、1000円+税)をはじめ、特製ドライカレー「新潟の恵みドライカレー」(サラダ、ドリンク付き、980円+税)の他、「自家製豆乳ジェラート」(400円+税)などのスイーツもあります。
新潟らしくて楽しいセレクト、「ミュージアムショップ ルルル」でおみやげ探し
ルルル~、と軽やかに唄っているようなちょっとゆるくて、かわいい新潟らしいお店「ルルル」には、センスのいい雑貨が揃っています。展覧会関連アイテムの他にも見どころいっぱい!ルルルオリジナルグッズ、新潟に関するアイテムや、県外のセレクトアイテム、古本などもありますよ。
人気アイテムの、紙ペン(各180円+税)、マスキングテープ(各380円+税)、ピーナツ消しゴム(3個セット 210円+税)
○新潟市美術館ミュージアムショップ ルルル [所]新潟市美術館内 (新潟市中央区西大畑町5191-9) [TEL]070-6670-9334 [時間]9:30 ~17:00 [休]月曜 ※月曜が祝日の場合は翌日、展示替え期間、年末年始、美術館に準じる。 instagram @museumshop_lululu
アートを気軽に楽しめて、おいしいランチやスイーツ、すてきな雑貨にも出会える「新潟市美術館」は、芸術の秋にぴったりの場所。美術館の周囲を囲む緑も秋色に染まる、これからの時期に訪れてみてはいかがでしょうか?
新潟市美術館
ニイガタシビジュツカン
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ことりっぷ編集部
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