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2016.12.26
やみつきになるカリカリ食感♪ 5種のおいもが楽しめる、手作り芋けんぴの専門店
※こちらの記事は2016年12月26日に公開されたものです 国分寺にある芋けんぴ専門店「加藤けんぴ店」。芋けんぴ作りに情熱を注ぐ店主自らがサツマイモの産地まで足を運んで完成させたこだわりの芋けんぴが味わえます。素朴で懐かしい味わいの芋けんぴは、ティータイムのおやつにぴったりです。
素材にこだわり抜いた、芋けんぴの専門店
JR国分寺駅から徒歩7分。国分寺街道沿いにある「加藤けんぴ店」は、ちょっと珍しい芋けんぴの専門店です。店主の加藤さんがひとりで切り盛りしているこちらのお店には、店内で手作りされた様々な種類の芋けんぴとおにぎりが並んでいます。 「普段の生活のなかで気軽に楽しめるものを」とのコンセプトで、らっきょうの醤油漬けやお惣菜セットなど、ホッと落ち着く“家庭の味”も用意されています。
小上がりの上で小さなお膳に乗せていただきます
テイクアウトがメインのお店ですが、店内には畳敷きの小上がりがあり、こちらでいただくこともできます。 お店で提供する食材にはとことんこだわっていて、できる限り「顔の見える食材を」との思いから、鹿児島や熊本の農家まで実際に出向いてサツマイモを仕入れているそうですよ。
サツマイモの種類によって味付けも揚げ方も違う
黄金千貫、人参芋、パープルスイートロード、みたらし、紅あずま(各350円)
芋けんぴは、黄金千貫、人参芋、パープルスイートロード、みたらし、紅あずまの全5種類。サツマイモの種類によって最も合う味付けや揚げ方を追求して作られています。カットの仕方もそれぞれ変えているので、種類ごとに違った歯ごたえが楽しめます。
左から黄金千貫、パープルスイートロード、人参芋
紫芋の中でも甘みが強くて風味豊かな「パープルスイートロード」は、軽めのザックリ食感。オレンジ色の「人参芋」は、濃厚な甘みがあり、細めにカットすることでパリパリした食感に仕上がっています。「黄金千貫」は芋けんぴによく使われる品種で、太めのカットで食べ応えも充分。 何種類か食べ比べてみると、食感や風味の違いが感じられてより一層楽しめますよ。
ギフトボックス(3個、4個入りサイズ100円/6個入サイズ150円)
芋けんぴとおにぎりがデザインされたかわいらしい箱も用意されています。ちょっとしたおみやげに、芋けんぴの詰め合わせも喜ばれそうですね。
羽釜で炊いたふっくらおにぎりと日替わりの味噌汁も
ツナマヨおにぎり(200円)味噌汁(180円)
加藤けんぴ店のもうひとつの顔であるおにぎりは、鉄の羽釜で炊いたふっくらご飯をおひつに移し、丁寧に手で握っています。この日頼んだツナマヨおにぎりには、自家製らっきょうの醤油漬けが細かく刻まれて入っていました。 昆布と鰹節で出汁をとった自家製味噌の味噌汁と一緒に食べると、なんだかほっこり幸せな気分。 芋けんぴとおにぎりというシンプルな食べ物を、とことん真面目に、丁寧に追求している「加藤けんぴ店」。素朴さと斬新さを兼ね備えたお店にぜひ足を運んでみてくださいね。
加藤けんぴ店
カトウケンピテン
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宇都宮薫
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