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2016.12.12
乙女心をくすぐるかわいらしいクッキーにひと目惚れ。仙台の小さな焼菓子工房「hauskaa」
※こちらの記事は、2016年12月12日に公開されたものです。 仙台市郊外にある「hauskaa(ハウスカ)」は、クッキーやワッフルなど選び抜いた素材で作ったスイーツがそろう焼菓子工房。なかでも、動物をかたどったクッキーは食べるのがもったいないくらいキュートです。見て楽しく、食べておいしい焼菓子に出会いに、お店を訪れてみませんか。
娘のアレルギーをきっかけに生まれた焼菓子
仙台市中心部から車で20分ほど。さまざまな飲食店が立ち並ぶ大通りの一角に、焼菓子工房「hauskaa」はあります。焼菓子は窓際の小さなカウンターに並べられ、対面式で販売するスタイル。窓を開けると、お菓子を焼く甘い香りが鼻をくすぐります。
どれにしようか迷ってしまいます
オーナーは、一児の母でもある菅原美穂さん。アレルギーで卵や乳製品が食べられない娘のためにお菓子作りを始めたことが、お店をオープンしたきっかけだそう。販売するスイーツはすべてが卵不使用で、北海道産小麦や自家製酵母など厳選した素材を使っています。
店名の「hauskaa」はフィンランド語で“楽しい”や“幸せ”を意味し、「みんなで一緒にお菓子を食べて、楽しく幸せな気持ちになってほしい」という思いが込められています。
季節のモチーフをかたどったクッキーをチェック
「プレーンクッキー」(210円)
店頭には約15種類の焼菓子が並び、週ごとにラインナップが替わります。 定番は「プレーンクッキー」。バターがやさしく香る素朴な味わいが人気の一品です。生地にはアーモンドプードルを混ぜ込み、サクサクとした軽い口当たりに。砂糖はてんさい糖を使い、まろやかな甘さに仕上げています。
「プレーンクッキー」は、夏にはすいか、冬にはミトン型など、季節や日によってさまざまなモチーフが登場します。クリスマスが近いこの日は、サンタクロースのクッキーがお目見えしていました。
子どもから大人まで楽しめるおやつがそろいます
「有機シナモンクッキー」(手前・250円)と「さつまいもクッキー」(奥・250円)
オーガニックのシナモンを使った「有機シナモンクッキー」は、スパイシーなシナモンが香るちょっぴり大人の味。スティック状で食べやすく、ついつい手が伸びてしまいます。 「さつまいもクッキー」は、紫いものパウダーを使って皮の部分を表現。生地にもさつまいもを練り込み、豊かな味わいが楽しめます。
「ビスコッティ(カフェモカ)」(手前・260円)と「コーヒーとくるみのクッキー」(奥・250円)
ほかにも、ザクザクとした堅めの食感がくせになる「ビスコッティ(カフェモカ)」や、コーヒー味の生地にくるみの香ばしさがマッチした「コーヒーとくるみのクッキー」もおすすめですよ。
今の時季は、クリスマスの定番スイーツ「シュトーレン」(1800円)も登場。卵や乳製品はもちろん粉砂糖も使わずに作っています。毎日少しずつ味わえば、ますますクリスマス気分が盛り上がりそうですね。
Instagramのおしゃれな写真にも注目です
「ワッフル」(180円)
「hauskaa」では、工房での販売だけではなく、仙台近郊で開催される手作り市への出店やカフェや雑貨店への卸販売なども行なっています。また、あわせてチェックしたいのが、「hauskaa」のInstagram(@hauskaa201)。焼菓子をおしゃれにコーディネートした写真の数々がアップされています。ずっと眺めていたくなるセンスあふれる写真ばかりで、スイーツの撮り方の参考になりますよ。 寒い冬の時季こそ、お家でのんびりと過ごす時間を充実させたいもの。かわいくておいしい焼菓子をお供に、“楽しくて幸せな”ひとときを過ごしてはいかがですか。
hauskaa
ハウスカ
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柴貴子 写真:板元義和
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