天ぷらをカウンターでカジュアルに

「mego」とは、大地の恵み･芽吹き･めずらしい野菜･新しい目線･女性（女）の5つの「め」の意味。仙台藩主・伊達政宗の正室「愛姫（めごひめ）」にも由来する

JR仙台駅西口から徒歩5分ほど。アーケード街から1本路地に入ったビルの3階に「カウンターお野菜天ぷら 無添かき氷 mego」があります。のれんをくぐると、店内は無垢材をふんだんに使ったあたたかな空間。カフェのようにカジュアルで居心地のいい雰囲気です。

特別感のある個室も

こちらは、女性がカウンター席で気軽に天ぷらを楽しめるお店として2015年9月にオープン。地元はもちろん、全国から旬の野菜やめずらしい野菜を仕入れています。「ビューティー＆ヘルシー」をテーマに、衣は卵を使わず薄付きにし、揚げ油にはオリーブオイルを使うなど、女性にうれしい心遣いもたくさん。 飲み物は、全国各地の国産ワインや変わり日本酒、ご当地サイダーなどもラインアップ。自家製ジンジャーシロップを使ったジンジャーエールやハイボールも好評です。

旬野菜の天ぷらを塩でいただきます

「お野菜天ぷら6種付きコース」（2800円）バーニャカウダ･スープ･野菜天ぷら6種･ちらし寿司（平日はデザート付）

天ぷらをコースで気軽に楽しめると人気の、「お野菜天ぷら6種付きコース」。ひとつずつ揚げたてが供されるので、あつあつをいただきましょう。 この日の野菜は、古代れんこん、七ツ森の麓上舞茸、ロマネスコ、アメリカにんじんいもなどの6種類。サクッと軽い薄衣に包まれた野菜からは、食感や甘さ、ほろ苦さがダイレクトに感じられます。

天ぷらにつけるのは、色鮮やかな4種の塩。ハイビスカス塩、バジル塩、柚子塩、ブルー岩塩が、野菜の味わいをぐんと引き立たせ、天ぷらに和や洋の風味を添えてくれます。 ハイビスカス塩は赤しそに似た酸味があるので、柚子塩とあわせて甘ずっぱい和のハーモニーを楽しんだりと、組み合わせの妙も楽しめますよ。

組み合わせは無限大♪自分で作るオリジナル手織り寿司

「京風手織り寿司」（特上）平日2780円（デザート別）、土日祝3180円（デザート付）

ランチの「京風手織り寿司」は、天ぷらと京都の漬け物や薬味を組み合わせ、酢飯とともに海苔で包んでいただくメニュー。野菜のほかに果物、えびやほたての天ぷらも並び、彩り豊かなワンプレートのかわいらしさに心が弾みます。 何をどう巻くか、あれこれ迷うのも楽しみのひとつ。薬味にはわさびやジャムなどもあり、オリジナルの味の発見にわくわくの連続です。

淡雪のようなふわふわかき氷

ハーフサイズがセットで選べるコースもあるほか、単品でもオーダーできます（390円）

デザートで人気なのが「無添かき氷（自家製シロップ）」。氷専門店から仕入れた氷を常温にさらしたあとにごく薄く削り、ふわふわの食感に仕上げています。シロップのてんさい糖は、大根由来で体を温める作用があるそう。氷が舌の上で淡雪のようにスッと溶け、シロップの甘みがふわりと広がります。 野菜をたくさん食べられるので、お酒がすすんでも翌日に残らなかったり、体の調子がよくなったりするという、健康や美に気を遣う女子にはうれしい効果も。次回の友人との集まりでは、「mego」の野菜天ぷらを味わってみませんか？