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2017.01.24
清水寺や八坂神社も徒歩圏内。地元の人との交流も楽しめる、京都で話題のゲストハウス「Len」
※こちらの記事は2017年1月24日に公開されたものです 清水寺や錦市場、祇園エリアなど、京都の街中の観光地にほど近い河原町・四条〜五条界隈。ここへ2015年3月に誕生したゲストハウス「Len(レン)」は、「泊まる場」だけにとどまらず「集える場」であるのが魅力。宿泊として利用する人はもちろん、地元の人や通りすがりの人など、さまざまな人が立ち寄る、交流の場になっているんです。
河原町通り沿いの、カフェのような空間
京阪の祇園四条駅や清水五条駅から10分ほど歩くと、河原町通り沿いに現れるガラス張りの建物。ホステルやゲストハウスという名称から想像するものとは少し違って、まるでカフェやBARのような雰囲気です。 東京は台東区に古民家を改装して作られたゲストハウスの「toco.(トコ)」や、玩具会社の倉庫を改装して作られた「Nui.(ヌイ)」をご存知の方もいるかと思いますが、こちらはその2つを経営するバックパッカーズジャパンが手がけた3号店。ちなみに「レン」の建物は、照明会社のビルをリノベーションして生まれたそうです。
旅のスタイルに合わせて、お気に入りの部屋を
「レン」で用意されている宿泊スペースは全部で7種類。男女混合ドミトリー(2,600円〜)や女性専用ドミトリー(3,000円〜)など、ゲストハウスならではの部屋タイプが基本です。
写真はキングダブル(10,800円〜)の部屋。「レン」の中で一番広い部屋だそう
もちろん個室で過ごしたい方には、ツインルーム(6,800円〜)やダブルルムーム(8,800円〜)なども用意されているので、旅のスタイルに合わせて選ぶことができますよ。観光客が日々増え続ける京都では、最近ではホテルを探すのも一苦労ですが、3,000円以下で泊まることができるとは驚き。そして何より、清水寺まで歩いて約20分、八坂神社や錦市場へは歩いて約15分と、観光地と隣り合わせのような立地も嬉しいですね。
時間帯により、移り変わるラウンジの姿
バリスタが作る「カフェラテ」(450円)は、まろやかななかにスッキリとした苦みが。「バンクベッドセッションIPA」は、一口飲むとほんのりとした甘さと豊かな風味が口の中に広がっていく
実は「レン」の1階は時間帯によって、CAFE・DINING・BARと変化していき、宿泊客だけでなく誰でも利用することができます。 例えばCAFEタイムは、バリスタが淹れるスペシャルティコーヒーをいただく時間。東京のONIBUS COFFEEの豆を使用しており、ハンドドリップかエアロプレスどちらか好きな淹れ方で味わうことができます。 BARタイムでは数種のクラフトビールを。京都醸造の地ビール(600円〜)や、バックパッカーズジャパンのオリジナルクラフトビール「バンクベッドセッションIPA」(700円〜)などがおすすめです。DININGタイムや週末のランチ営業では、ひよこ豆のココナッツトマトカレー(800円)やリブロースステーキとフライドポテト(1500円)などの日替わりメニューを中心に、食事を楽しむこともできますよ。
京都の日常へ溶け込む体験
それぞれの席では、週に何度も通う地元の常連さんや国内外から訪れる宿泊客が混ざり合い、自然と会話が生まれていくそう。仕事帰りに一杯と立ち寄る人や食事をしに訪れる人なども多く、ゲストハウスでありながら、京都の日常を味わえる場所でもあるんです。
他のテーブルと少し離れているため、それぞれが自分のペースで過ごすことができる
せっかく京都に来たのなら、観光名所を巡るだけではなく、「京都にいる」人と触れ合って、「今の京都」を覗いてみてはいかがですか?きっと貴重な体験ができるはずですよ。
京都ゲストハウス Len
キョウトゲストハウス レン
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小島知世
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