老舗フルーツ専門店の目利きが光ります

大阪・谷町六丁目駅から徒歩7分。創業100年以上になる「山口果物店」は、日本はもちろん世界中からフルーツをセレクトするフルーツ専門店です。その時期に一番おいしいフルーツを選び抜く目利きは、老舗だからこそ。バナナもさまざまな産地のものを取り揃え、国産の柑橘類やりんごは直接生産者から仕入れているものもあります。店内は厳選したフルーツのいい香りが漂います。

果物から抽出したシロップが味の決め手です

おいしいフルーツをもっと気軽に楽しんで欲しいと、店内にカフェスペースを作り、その場でフルーツを食べられるようにしています。なかでも一番人気なのが、一年中楽しめるというかき氷。夏はメロンや桃、マンゴー、秋はイチジクやブドウ、冬はブランドイチゴの「あまおう」なども。旬の果実を丸ごとミキサーにかけて作るので、フルーツをそのまま味わっているような、贅沢な味わいです。オーダーごとにカットし、フルーツの糖分で作ったという自家製シロップを合わせてソースに仕上げます。素材の味わいを引きたてる自然で爽やかな甘味が特徴です。 かき氷にしてはちょっと珍しいアボカドも、品種を限定し、しっかり熟したもので作っているので濃厚なアボカドの風味がありますが、シロップのおかげでさっぱりとした後味。栄養価も高いので、ヘルシー志向の女性に絶大な人気です。

アボカドのカキ氷（700円）

ほかにもフルーツを生かしたデザートがいっぱい

果物いっぱいフレンチトースト（1500円）

ほかにもお店にはフルーツを使ったメニューが充実しています。フレッシュな果実で溢れんばかりのフレンチトーストは、好きなフルーツのソースをかけて楽しめます。ふるふる食感のフルーツポンチゼリーは、リピーターの多い人気ナンバー1メニューです。フルーツサンドやタルト、パウンドケーキなども並んでいて、どれも果実の酸味や甘味がアクセントになっています。 「食べごろを見極めそのときに一番よい状態のもので作るので、品種や採れる時期によって味わいが異なることも。それも、その時期にしか味わえない魅力として楽しんで欲しいです」というマネージャーの手塚さん。旬のフルーツを丸ごと食べることができるデザートは、美容や健康にもよさそうですね。