最近注目を集める金沢の穴場観光スポット

通りを歩くとそこかしこにレトロな雰囲気を感じられる

JR金沢駅から徒歩15分。駅の兼六園口から伸びるメインストリート・別院通りをさらに進むと、その先にこぢんまりとした昔ながらの雰囲気漂う通り「金澤表参道」が現れます。

商店街オリジナルのかわいいフラッグも

真宗大谷派金沢別院(東別院)の門前町として栄えたこの通りは、かつて「横安江町商店街」というアーケード街でしたが、街路整備事業を経て、2006年4月に「金澤表参道」と名称を変え、今の姿となりました。

まずは金沢一の老舗「目細八郎兵衛商店」でお買いもの

通りに入って3分ほど進み、少し脇道に入ると、モダンな店構えのお店を発見。 針の製造販売を行って440年余りの老舗「目細八郎兵衛商店」です。創業は1575（天正3）年と、前田藩が城下を開く以前から金沢に入ったという歴史があるそうです。

「ホロホロ鳥のピンブローチ（オレンジ）」（左・2570円）と「ホロホロ鳥のピアス（オレンジ）」（右・4860円）

店が作る針は「糸が通しやすい」と高く評価され、加賀藩主より「めぼそ」と評されことから、この店名になったのだとか。 金沢の伝統工芸品である加賀毛針をはじめ、近年では加賀毛針の技を生かしたフェザーアクセサリーの販売も。カラフルで美しいデザインが目を引きます。

お次は本場シアトルコーヒーでひと休み「Curio」

まるで外国のような雰囲気の店内

表参道に戻り、30秒ほど進むと、今度はエスプレッソのいい香りがするカフェが。 2014年にオープンした「キュリオ」は、シアトル帰りの大徳裕子さんとご主人のソルさんが夫婦で営むお店です。

「カフェラテ」（440円／手前）と「バーベキューポークサンド」（1000円／奥）

世代を超えて人々が触れ合う場でもあるシアトルのコーヒーショップ。このお店もそんな場所になればとお店をオープンして以来、地元の人をはじめ、外国人旅行者も集う場所にもなっているとか。 シアトル仕込みのアメリカーノやカフェラテなどのドリンクほか、サンドイッチや自家製マフィンなどフードメニューも充実しています。

最後は少し足を延ばして、ベーグル屋「Bagle あのんね堂」へ

最後は「金澤表参堂」から少し離れて、一本お隣の通りにあるベーグル屋さんへ。 もともとカフェにパンを卸していたオーナーさんでしたが、そのパンが好評だったため、数年前にベーグル屋としてこちらの店舗をオープンさせました。

「オレンジショコラ（左）」（248円）と「いろいろベリーとクリームチーズ（右）」（270円）

店内には季節のベーグル2～3種もふくめ常時20種類ほどが並びます。 ベーグルのほか、ベーグル生地で作るサクサク食感のラスクやベーグルサンドなどもありますよ。 売り切れる場合もあるので、早めに訪れるのがおすすめです。

いかがでしたか？　温かい雰囲気が漂う金澤表参道へぜひ足を運んでみてくださいね。

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