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2015.07.03
賞味期限たったの30分!幻の作りたて本わらび餅が話題の「廚 菓子 くろぎ」
※こちらの記事は2015年7月3日に公開したものです。 「廚 菓子 くろぎ」は、予約が取れない店として知る人ぞ知る和食割烹の名店「くろぎ」の若手オーナーシェフ、黒木純さんが手がける初の和菓子店です。希少な本わらび粉で作る、作りたて30分だけの幻の食感とは?
東大の本郷キャンパス内にあります
都営地下鉄大江戸線の本郷3丁目駅5番出口から徒歩3分。「廚 菓子 くろぎ」は、東京大学本郷キャンパス内の春日門のすぐ左手にあります。まず驚くのはその外観です。奇抜なようでいて木の温もりを感じさせる開放的な建物は、著名な建築家・隈研吾氏が手がけたもの。とても洗練された印象で、緑も多くゆったりとした時間を過ごせます。 こちらのお店では、これまで本家「くろぎ」のコース料理の最後にデザートとして出されていた和菓子や、限定の和菓子をいただくことができます。上質な和菓子というと、あくまで抹茶の引き立て役というイメージがありますが、和菓子そのもののおいしさを追求し作りたてにこだわっています。 また、若い人にもっとその魅力を知ってもらいたいと、恵比寿に本店を持つスペシャルティーコーヒーの専門店「猿田彦珈琲」をパートナーに、和菓子とコーヒーの組み合わせを提案しています。
職人の森藤崇さん。ガラス越しに和菓子を作っている様子を見ることができます。
本わらびもちは30分が賞味期限です
「蕨もち」
夏にぜひ食べてもらいたいのが、わらびの根から採れた本わらび粉と水をひたすたら練って作る「蕨もち(ドリンク付き)」(2050円)。氷水に浸かり、見るからに瑞々しい本わらび餅は、口の中でもち~っとどこまでも伸び、驚くほどの弾力感が感じられます。この独特の食感は作ってからたった30分しか味わうことができないため、賞味期限を30分としているそうです。また桜の花びらといただくと、その風味と塩気が大きなアクセントに感じられます。 一緒に添えられたきな粉と、香り高い抹茶を混ぜ合わせた青大豆で作るうぐいす粉にはほんのり塩味が加えられていて、甘みをより一層引き立てます。2種類の味が楽しむことができ、うれしいですね。 またセットで付く、和菓子との相性を考えてブレンドされたコーヒーは、控えめな酸味とほろ苦さがやさしく感じられ、和菓子に自然になじみます。 本わらび餅のほかにも、本家で大人気の「葛切り(ドリンク付き)」(1950円)を始め、醤油を加えてコクと塩気をプラスした「あんころもち」(1個430円)といった定番の和菓子もあり、夏季には「かき氷(抹茶)」(1100円)なども登場します。 和菓子の新たな可能性を追求したこだわりのお菓子を体験してみませんか?
廚 菓子 くろぎ
くりやかしくろぎ
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上浦未来
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