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2017.04.11
オープンは週3日のみ。緑に囲まれたほっこり空間で甘酒を使ったごはん&ドリンクを
山形市郊外にある「暮らしの道具と糀カフェ 晴間(くらしのどうぐとこうじかふぇはれま)」は、甘酒を使ったドリンクやスイーツがそろうカフェ。緑あふれるのどかな風景を望む店内で、体にうれしいメニューを味わいながらほっとひと息ついてみませんか。
木のぬくもりを感じる居心地のよい空間

山形市街から車で30分ほど、山形と宮城の県境に近い自然豊かなエリアに「暮らしの道具と糀カフェ 晴間」はあります。スギの無垢材を使った店内はさわやかな木の香りに満ち、深呼吸したくなるようなここちよさ。ナチュラルな空間に、古い蔵の床板で作った扉やアンティークのテーブルなどレトロなアイテムが調和しています。
大きな窓を設けた店内からは、周囲に広がる畑や山々を眺めることができます。暖かい季節には、テラス席や屋外の東屋も利用するのもおすすめです。
すっきりと飲みやすい自慢の甘酒

「甘酒プレーン」(塩麹クラッカー付、HOT/ICE・540円)
「暮らしの道具と糀カフェ 晴間」では、すべてのメニューに自家製の甘酒を使用。甘酒は、福島県の酒蔵「仁井田本家(にいだほんけ)」の糀と、山形県産の「命仁(みょうじん)」という米を合わせて仕込みます。 甘酒そのものの味をシンプルに楽しみたいときは、「甘酒プレーン」がおすすめ。さらさらとした飲み口の中にほどよく米の粒が残り、すっきりとした甘さが特徴です。添えられた塩麹入りクラッカーとともに味わうと、適度な塩気が甘酒の自然な甘みをより引き立ててくれます。じんわりと体に染み渡るような、滋味深い味わいを堪能しましょう。
旬のフルーツがごろごろ♪ デザート感覚の甘酒ドリンク

「ごろごろ果実の生フルーツ甘酒」(734円)
旬のフルーツと冷たい甘酒を合わせた「ごろごろ果実の生フルーツ甘酒」も人気です。ブルーベリーや甘夏、キウイフルーツなど季節によってさまざまなフルーツがラインナップ。この日はいちごをオーダーしました。果実をスプーンでつぶしながら食べるのがおすすめだそう。まろやかな甘さの甘酒にフレッシュな果肉が加わり、デザート感覚で味わえる一品です。 ほかに、シナモンを効かせた「甘酒チャイ」(626円)や、しょうが風味の「ジンジャー甘酒」(594円)などの甘酒ドリンクもあります。美容と健康によいとされるシナモンやしょうがが加わることで、“飲む点滴”といわれる甘酒がさらにパワーアップしています。
グリーンカレーやチーズケーキも甘酒入り

「グリーンカレー」(サラダ・甘酒フルーツ付、1296円)
フードメニューの定番は、甘酒入りの「グリーンカレー」です。カレーペーストに甘酒を合わせているので、スパイシーな辛さはありながら後味はまろやか。エスニックな香りに誘われて、どんどん食が進みます。ご飯は甘酒と同じ「命仁」に黒米をブレンド。なすやたけのこ、鶏肉などの具材がたっぷりで、食べごたえも抜群です。

「チーズケーキ」(抹茶・486円)
デザートにいただきたいのが、生地に甘酒を入れた「チーズケーキ」です。甘さひかえめのベイクドチーズケーキで、クリームチーズの濃厚な風味と抹茶のほろ苦い香りがマッチ。なめらかな舌ざわりと、金時豆のほくほくとした食感を楽しめます。 「暮らしの道具と糀カフェ 晴間」で使われている器の多くは、店主の手作り。カフェに隣接する陶芸工房で創作を行なっているそう。オリジナルの器をはじめとした暮らしの道具を、今後カフェで販売していく予定です。 のんびりと甘酒メニューを味わいながら、お気に入りの器を探すのも楽しそう。ゆったりと過ごしたい休日に、「暮らしの道具と糀カフェ 晴間」を訪れてみてはいかがですか。

暮らしの道具と糀カフェ 晴間
くらしのどうぐとこうじかふぇはれま
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柴貴子 写真:板元義和
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