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2017.03.29
お花見グルメにぴったり。和菓子のようなキュートなお寿司が味わえる、京都「花梓侘」
桜が咲き誇る春の鴨川は、観光スポットとしてだけではなく、地元の人にとってはお花見スポットとしても人気。今回はお花見やお祝いの席で喜ばれる、手みやげにぴったりなお寿司を提供する「花梓侘(かしわい)」をご紹介します。
一つひとつに春を感じる、華やかな「つまみ寿し」
「春のつまみ寿し」(15貫・2916円)
地下鉄・北山駅から鴨川を目指して徒歩10分ほど、閑静な住宅地の中に「花梓侘」はあります。お店の看板メニューは「つまみ寿し」。彩り豊かな一口サイズのお寿司は、まあるくて鮮やか……まるで和菓子のような美しさに思わずうっとりしてしまいます。ネタは季節ごとに異なり、春は桜の塩漬けや若竹、小鯛などを使用。赤酢で甘みを抑えたシャリが食材のうま味を引き立て、お酒との相性もぴったりです。 店主の柏井順子さんに話を伺うと、「京都の甘い味付けのお寿司にこだわらず、自分がおいしいと思うものを作っています。味付け、食材、調理方法は、全国の良いものを使用。あとは家庭的であることも特徴で、おうちでお母さんが作ってくれたようなお寿司です」と、「つまみ寿し」へのこだわりを語ってくれました。
古伊万里のお皿など、美しい器が飾られた店内で食事がいただける
「つまみ寿し」はテイクアウトだけではなく、店内で朝ごはんやランチとしても味わえます。人気のランチはコース仕立てで、つまみ寿しのほか、前菜、刺身、揚げものなどが付いて2700円〜。また、もともと器屋からスタートしたお店とあって、料理を彩る和食器も見どころ。さらに店主こだわりの器が店内に数多く飾られているので、食事と食器のどちらも楽しめる空間になっています。
野菜が主役の新商品「つまみ野菜の花畑」
「つまみ野菜の花畑」(1296円)
「つまみ野菜の花畑」は、お客さんからの「つまみ寿しに合うおかずが欲しい!」という声から生まれた新商品とのこと。地元の農家から届けられる京野菜や旬の食材をマリネやピクルス、きんぴらなど色彩にもこだわって調理。色とりどりの10種類のおかずが少しずつ味わえます。素材は野菜を中心に、鴨ロースやスモークサーモン、焼き穴子なども加えボリュームたっぷり。お酒に合うおかずとして、薄味ながらも食材のうま味をしっかり感じられます。「つまみ寿し」と合わせれば、彩りもより一層華やかです。
和食器と古伊万里を扱うお店が併設されている
花梓侘に併設された古伊万里と和食器を扱うお店、セゾン・ド・ジャポン
食事をいただくスペースのほか、店主がセレクトした和食器と古伊万里のお店も併設されています。飾って楽しむアンティークの器から、普段使いにぴったりな豆皿やカップなどの和食器まで幅広く販売。柏井さんは、「きれいな器に盛りつけられた料理は、よりおいしそうに見えますよね。食事に来たお客様にも、お料理をお出しする中でこういう器の使い方もできますよと伝えています」というように、美しい料理と器を通して豊かな暮らしのアイデアを教えてくれるお店です。
「つまみ寿し」は、お取り寄せも可能
10貫(1944円)、15貫(2916円)、20貫(3780円)の3種類から選べる「つまみ寿し」のほか、手巻き寿司に必要なすべてがセットになった「パーティ手巻き寿司セット」(4人前・15000円)も取り寄せ可能。さらに、京都にこだわった品々と和食器がセットになった商品もあり贈り物にも最適です。
花梓侘
カシワイ
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