676
2017.05.15
もっちり食感の玄米粉入りパンはリピート必須。自分好みのサンドをオーダーできる京都「ベーカリー おこめやさん」
阪急西京極駅前から南へ伸びる商店街にある老舗のお米屋さんが営むパン屋さんでは、もっちり生地で挟んだコッペパンサンドが話題。 国産の玄米粉を使うコッペパンに、さまざまな具材をサンドして味わえます。
ランチやおやつに利用したい駅チカのお店
ごはんに合う調味料やごはんの素も並ぶ
阪急西京極駅の駅前にある商店街・ほほえみ通りを歩いて約5分。 「ベーカリーおこめやさん」は、大正2年創業の米穀店「株式会社 うさみ」が営むお店。 日本全国から厳選して仕入れる白米や玄米を扱うのはもちろん、玄米粉を使ったパンの製造と販売も行なっています。
1kgずつ買える量り売りの玄米
店主は3年前、お店を改装する時期と創業100年の節目が重なったことから「何か新しいことをしたい」と考える中で、以前話題なった「パンの消費金額がお米の消費金額を上回った」というニュースと、全国屈指のパンの消費量を誇る京都という立地から、お米のパンを作ることをひらめいたそう。 それからは玄米粉パンの先駆者である富山の玄米粉パン専門店へ見学に行ったり、パンの製法を学んだりしながら、国産の玄米粉と小麦粉の独自の配合を開発。 ベーカリーを併設するお米屋さんとして、昨年6月にリニューアルオープンしました。
お米と小麦のハイブリットパン
「エビカツ」(302円)、「あんバター」(184円)、4月の限定メニューは「苺のチーズケーキ」(270円)
パンはコッペパンと食パンの2種類という、シンプルなラインナップ。 玄米粉を使うコッペパンの「げんまい粉っぺ」は、一般的な小麦粉だけのパンよりももっちりとした食感が特徴で、米粉よりもビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なのも嬉しいポイントです。 ショーケースに並ぶ惣菜パンには、ヘルシーな米油でカラッと揚げたカツやコロッケを使用。パンからあふれるほどたっぷり盛られたキャベツの食感が絶妙です。 店主厳選のカツを挟む「エビカツ」は、人気ランキング上位に常に名を連ねる評判の品。
プラス50円でホイップやカスタードなどのトッピングも追加できる
スイーツ系の具材は、約15種類の中から好きなものを選んでオーダーすると、目の前でコッペパンに挟んで提供されます。 おすすめは、昔懐かしい味わいの「あんバター」。旬の食材を活かした月替わりのメニューも評判です。
「うさみブラック」(626円)、「うさみホワイト」(626円)
厳選した国産の小麦粉と玄米粉をたっぷり使うリッチな食パンは、白と黒の2色を用意。 黒米粉を練り込んだ「うさみブラック」は甘みのある味わい。玄米粉を使う「うさみホワイト」は香ばしさが楽しめます。 玄米粉を使う、やさしい味わいのパンを味わってみてください。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
安原成美 写真:マツダナオキ
の人気記事