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2023.05.24
東京 アジサイさんぽ ―白山神社のアジサイと周辺のカフェ&スイーツから牧野富太郎ゆかりの地まで
文京区の、のんびり穏やかな一角にある「白山神社」。毎年6月に「文京あじさいまつり」が開催され、都内のアジサイ鑑賞の穴場スポットとして話題です。 今回は、アジサイとともに楽しみたい、白山エリアのカフェやパティスリーなどのグルメをご紹介します。
青やピンクの花が境内を彩る「白山神社」
甘いベルギーチョコレートに癒される。「アオアシカフェ」
伝統的なフランス菓子をアレンジ。「フランス菓子エリティエ」
卵かけご飯食べ放題の定食ランチを「喜三郎農場」
牧野富太郎ゆかりの地「小石川植物園」
青やピンクの花が境内を彩る「白山神社」
白山駅から徒歩約3分。にぎやかな駅前の通りから奥まったところにある「白山神社」は、創建1000年以上の歴史を持つとされる神社です。ふだんは落ちついた雰囲気ですが、6月には境内から白山公園にかけて約3,000株のアジサイが咲き「文京あじさいまつり」が行われ、にぎやかになります。まつりの期間中のみ公開される富士塚のアジサイもぜひ見ておきたいところ。 週末を中心にイベントも開催され、日曜には歯痛止めの信仰で知られる白山神社ならではのちょっとユニークなイベントも行われます。 ○第39回 文京あじさいまつり 【期間】 2023年6月10日(土)~18日(日) 【時間】 富士塚9:00~17:00、境内自由
白山神社
ハクサンジンジャ
甘いベルギーチョコレートに癒される。「アオアシカフェ」
白山駅から徒歩3分、本駒込駅から徒歩4分ほどの「アオアシカフェ」。ショーケースにはベルギーで100年以上愛される「レオニダスチョコレート」が並びます。カフェスペースではカウンターで選んだプラリネやトリュフチョコレート、季節のケーキをゆっくりといただけます。スイーツのおともには薫り高い、堀口珈琲の豆を使ったコーヒーをどうぞ。
伝統的なフランス菓子をアレンジ。「フランス菓子エリティエ」
白山駅から徒歩約5分のパティスリー「フランス菓子エリティエ」。こちらではフランスの伝統的なレシピを元にモダンなエッセンスを加えた洋菓子がいただけます。持ち帰りには焼き菓子がおすすめ。店内の奥のサロンでは、お店で焼きあげたキッシュやパイを使用したランチプレートも味わえますよ。
フランス菓子Heritier
フランスガシエリティエ
卵かけご飯食べ放題の定食ランチを「喜三郎農場」
白山神社から地下鉄南北線白山駅へ10分ほど歩いた場所にある卵料理の専門店「喜三郎農場」。甲斐路軍鶏の肉と濃厚なゆうやけ卵で作った「親子丼」やスフレのような食感が楽しい「たまごふわふわ鍋」など、卵を知り尽くしているからこその自慢の料理が勢ぞろいです。 ランチは、みそ汁・小鉢・お新香付きの卵かけご飯御膳(1000円)がおすすめ。青色をした山梨県産の「アローカナ卵」や餌に温州みかんを混ぜた愛媛県産「みかん卵」など、好きな卵1種類を選ぶことができ、卵とごはんが食べ放題。至福のひとときです。
喜三郎農場
キサブロウノウジョウ
牧野富太郎ゆかりの地「小石川植物園」
日本植物学の父・牧野富太郎氏が在籍した東京大学植物学教室があった「小石川植物園」。もとは、1684年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」が前身、明治10年に東京大学の付属植物園となり、一般公開されるようになりました。東京ドーム約3.5個分の広さがある園内には、約4,000種の植物が栽培されており、巨樹や季節ごとに咲く珍しい花々が点在。今の時期は日本庭園近くに咲く菖蒲や、アジサイなども見頃を迎え、私たちの目を楽しませてくれます。 11月26日までは牧野氏の企画展も行われ、本人が執筆した植物図を用いたポストカードなども販売されています。
小石川植物園
コイシカワショクブツエン
昭和レトロな古民家カフェでほっとひと息「駒込カフェ」
白山神社から本駒込を通って10分ほどの場所にある、古民家をリノベーションした「駒込カフェ」。1Fはカウンター席、2Fにソファー席があり、昭和のレトロな雰囲気のなか手作りスイーツや自慢のコーヒーがいただけます。カラフルなクリームソーダや手間暇かけて作ったティラミスやケーキも人気。夜はソムリエの資格も持つ店長セレクトのワインや軽食をどうぞ。
駒込カフェ
コマゴメカフェ
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朝光洋理
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