緑に包まれたベーカリーで過ごす、すてきなカフェ時間

旅の途中であっても、おいしいパンは見逃せないものですよね。ベーカリーカフェが急増中の沖縄では、なおのこと。さっそく、おしゃれな空間に魅惑のパンがずらりと並ぶ「ippe coppe（イッペコッペ）」に立ち寄ってみました。 外国人住宅が建ち並ぶ浦添市港川エリアは、近頃、沖縄で注目されているおしゃれストリート。そのほぼ中心にある「イッペコッペ」は、童話に出てくるような白い箱型の店構えで、ひときわ目をひくペパーミントグリーンのドアが目印です。明るい日差しが降り注ぐ店内は焼きたてパンの香りが漂います。

食事を引き立てるもっちり食パンが評判

お店で一番の人気はもっちりとした食パン。香ばしさともっちり感を併せ持つ国産小麦粉、大宜味村の天然水など、食材を厳選。仕込みから約20時間かけて焼き上げるパンは口溶けがよく豊かな風味があり、どんな料理にもよく合います。 スライスの厚さは全部で5種類（1山310円）。ホットサンドやピザトースト、ハニートーストなど、用途によってパンの厚さを使い分けることができます。 パン生地にはバター、砂糖、油分を使っていないので、カロリーが気になる人にもおすすめです。

スコーンは1個300円～。コーヒーやミルクティー、ワインに合うものなど、さまざまな味が並びます。 そのほか、グラノーラやはちみつ、コーヒーも販売しているので、ついあれもこれも買ってしまいそう。

夏の間だけ、イッペコッペの庭に屋台風の「喫茶ニワトリ」がオープン。果肉入りの手作りシロップがたっぷりかかった「ドラゴンフルーツとシークヮーサーのごちそうかき氷」（480円）や、フルーツを贅沢に使った「マンゴーみるく」や「苺みるく」（各500円）が味わえます。 緑あふれる広い庭で、できたてのパンや冷た～いかき氷を食べれば、たちまち幸せな気分になれますよ。 ○喫茶ニワトリ（きっさニワトリ） [期間]4月25日～9月30日（予定） [時間]13:30頃～ 17:00（売り切れ次第閉店）　不定休（天候と仕入れ状況による）