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2017.08.23
ジュエリーみたい! 京都下町の果物店「真栄多商店」で人気のフルーツコフレ
華やかに着飾ったパフェもいいけれど、ときにはシンプルに自然の甘みを味わってみませんか? クリームもシロップも使わずに、果物のみでスイーツファンをうならせると評判のショップが、京都の果物店「真栄多商店」です。SNSで話題のこちらのお店を、さっそく訪ねてみました。
店主は中央市場のセリ人! 目利きが選ぶ旬のフルーツ
京都駅からJR嵯峨野線で一駅、丹波口駅で下車し南へ約7分、七条通を西へ行くと見えてくる白い窓が「真栄多商店」の目印です。 中央市場で仲卸をされている「大将」こと、店主の前田さんが店をオープンしたのは、今年の2月。以来、ご主人が仕入れを、奥様がお店を担当されています。
大将こだわりの看板は、木目が美しい一枚板
そして、名字とはあえて違う文字を当てた「真栄多」の店名は、ご夫妻の4人のお子様の名前から「真」をもらい、さらに「多くの人が幸せに栄えますように」との願いがこめられているのだとか。
話題のフルーツコフレは、果物が織りなすアート!!
「フルーツコフレ」(2000円~・要予約)
店内に並ぶ選りすぐりの旬のフルーツは、それだけでも十分おいしいのですが、こちらの一押しは、カットしたフルーツをギュッと詰め合わせた宝石箱のようなコフレ。 メロン、いちご、オレンジ、ぶどう、パイナップルなどが丹念に細工され、花束のようにアレンジされています。 よく知っている顔なじみのフルーツの数々が、こんなあでやかな姿に変身するなんてビックリですね。パーティーや、ちょっとしたギフトに喜ばれそうです。
「フルーツコフレ」(500円~・要予約)
このフルーツコフレ、もともとはアトピーのお子様のために考え出されたそう。 「友達と同じものを食べれるようにと、遊びに行く先に持たせたところ、そのご家族の間で評判に。誕生日やお祝いに頼まれるままコフレを作っていたのが、いつしか商品になりました」と、奥様が誕生秘話を語ってくれました。
キレイなだけでなく、食べやすさもポイント
どのフルーツも食べやすくカットしてあり、コロンと添えられているビワやスモモの皮もツルリとむけます。 こういう心づかいや、持ち運びしても形が崩れないのも嬉しいところですね。
フローズンフルーツがたっぷり、果物屋さんのドリンク
「モヒート」(600円)と「ソーダ(無糖)」(500円)
コフレは予約が必要ですが、ふらりと立ち寄って楽しめるメニューもあります。 暑い季節にピッタリなのが、氷のかわりにフローズンフルーツがゴロゴロ入った「果物屋さんのドリンク」。 少しフルーツが溶けたときに、ふわりと漂う甘い香りが涼を誘います。シュワシュワのソーダと相まって、うだるような夏の午後にこそ味わいたいドリンクです。
遊びごころ満載のアイスキャンディ
「宝探しキャンディ」と「いちごみるく」(各250円)
もっとキンキンに冷えたフルーツを味わいたいときは、アイスキャンディをどうぞ。 数種類あるなかでも楽しいのが「宝探しキャンディ」。食感の異なるフルーツやゼリーがたっぷり使われており、運がよいとクマさんのゼリーが出てきます。 その日、中央市場に並ぶ果物を見て自信を持っておすすめできるものだけが使われるので、お目当てのメニューやフルーツがない場合もあります。必要な場合は、事前に確認しましょう。 お店のある七条千本は、京都水族館や京都鉄道博物館、梅小路公園からすぐです。 ふだんスーパーで買うものとは、ひと味もふた味も違うフルーツを、ぜひ味わってみてくださいね。
真栄多商店
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