平山：今回は、高知県移住コンシェルジュの竹崎さんにお越しいただきました。よろしくおねがいします。

竹崎：高知県移住コンシェルジュの竹崎です。普段は、高知県への移住を考えている方に、暮らし方、仕事、住まいなどの相談窓口として活動しています。今日は高知のおいしい食材とお酒を、食べたり飲んだりしながら、１つでも高知の魅力を持ち帰ってくださると嬉しいです。

平山：移住コンシェルジュをされているということですが、実際に移住をする人はどんな方が多いですか？

竹崎：移住というとリタイア世代が多いと思われがちですが、高知県への移住は、30代～40代で仕事もバリバリされてる方が多いです。

平山：料理の道を極めるために高知に移住する方も多いと聞きました。

竹崎：移住の相談窓口にも、都内で飲食店をやっている方が、高知の食に魅了されて相談に来られたりしますね。
実際に、古民家を改装したカフェを移住された方が営んでたり、元々東京で飲食店をやっていた方が高知でジビエ料理をはじめた例もあります。

平山：高知の食に惹かれて移住する人も多いんですね。
では今回みなさんに振る舞っていただく高知グルメについて、教えていただけますか？

竹崎：まずは、今回のメインとなる高知グルメと高知の地酒をご紹介します。
１品目の料理の「田舎寿司」は、魚を使わず、たけのこ・こんにゃく・しいたけなど山間部で採れる食材で握ったお寿司で、結婚式などでも振る舞われる高知県の郷土料理です。

竹崎：２品目は、出荷量全国１位のナスを使った「ナスのたたき」です。しっかりした味付けで、お酒がすすみますね。ふわっとしたナスは一口食べると旨みと出汁が口いっぱいになって、やみつきになります。

竹崎：そして、３品目はみなさんが楽しみにしていた「カツオの藁焼きたたき」。厨房で藁焼きしたカツオを使っています。香ばしい香りを楽しみながら、薬味と一緒に食べてくださいね。
ちなみに、にんにくはおろさずにスライスしたものを使うのが、高知スタイルです。

竹崎：お酒のラインナップは、高知の地酒を知り尽くしたまるごと高知の副店長が、料理に合わせて厳選してくれました。アンテナショップでも人気の「文佳人」、まるごと高知でも一番人気で、フルーティーな甘さが特徴の「CEL-24」、そして高知の小夏を使用した果実酒「早摘み小夏と柚子」の３種類をご用意しました。

竹崎：４品目のデザートは、土佐茶や高知のマンゴー、メロンを使ったケーキとパルフェです。

平山：ありがとうございます。今回提供している食事以外に竹崎さんのオススメはありますか？

竹崎： 室戸岬周辺の金目鯛ですね。中でも新鮮な金目鯛をたっぷり乗せた「金目丼」がすごく美味しいです。高知に帰省した時は「室戸金目ツアー」を友人と行っているほどです。ぜひ皆さんも行ってみてくださいね。

平山：金目丼、食べてみたいです。高知は海の幸も山の幸も美味しいですよね。それを象徴するように、日曜市も観光スポットとして賑わっていますよね。

竹崎：そうなんです。江戸時代から続いている高知の朝市で朝採れの野菜を農家さんが売っていて、料理家の方や近所の方が訪れるんですけど、最近は、旅行者の方にも楽しんでいただけるようになりましたね。日曜市は1kmほど続く大規模な朝市です。

平山：1km、すごいですね。僕も先日行ったんですけど、日曜日以外にも開催してますよね。

竹崎：日曜市と言われてますが、場所によっては火曜市だったり木曜市もあったり、オーガニック食材を使う土曜市なんかも開催されているところもあるので、チェックして行ってみてくださいね。

平山：県民性についても知りたいとアンケートがあります。女性が強いというイメージがあるのですが･･････。

竹崎：「はちきん（※）」という言葉がある通り、意志がはっきりしている女性はやっぱり多いですね。
（※「男勝りの女性」を指す土佐弁） 私自身そんな意識はないですけど、お酒の席とかでは負けたくなくて、酔った姿を見せずに男性と同じレベルで戦いたいという思いはありますね（笑）
高知の女性は働き者。管理職だったり女性起業家も多くて、そこがはちきんパワーと呼ばれる所以なのかもしれないですね。

平山：旅先で「体験もの」をしたいとう声も届いています。

竹崎：私も体験が好きでよく訪れるんですけど、最近のおすすめは、ゆずの村で有名な馬路村でできる「曲げわっぱ作り」です。
毎日お昼のお弁当箱にしてるのですが、周りからは「どこで買ったの？高いでしょ？」と聞かれるんですけど、実はこれ2000円で作ったんです！

平山：安いですね！旅が終わった後も日常で使い続けられるのは素敵ですね。

平山：最後に、これから高知に行く人にぜひ訪れてほしいオススメスポットを教えてください。

竹崎： 最近注目されている「仁淀川」ですね。にこ淵と言われていて、山の中にあるんですけど、「仁淀ブルー」という言葉が生まれるほど、透明度抜群の絶景が見れる最近注目のスポットです！

平山：ことりっぷのアプリでもユーザーさんが投稿していましたが、とてもきれいですよね。

竹崎： あと、砂浜美術館もいい場所ですね。美しい砂浜を美術館に例えている場所なんですけど、そこに建物はなくて、自然が創り出す目の前に広がるもの全てを作品として見立ててたり、約1000枚のTシャツを海の上に展示するアート展なんかも開催してる場所です。

平山：高知の広大な自然を楽しめる場所ですね。まだまだ高知県には、たくさんの素敵なスポットがありそうです。

竹崎：私たちのアンテナショップには高知の観光・移住相談窓口があるので、移住について気になる方はもちろんですが、旅行前にオススメの観光地を聞きたい方もぜひ遊びに来てくださいね。

平山：本日はありがとうございました。

※今回ご紹介した料理とお酒は「まるごと高知」にて提供・販売しております。