京都の町屋のような和食ダイニング

阪急電鉄京都線「烏丸駅」、京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩5分の場所にあるレストラン「居様（いざま）」は、「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の1階に店を構えるスタイリッシュなダイニングスペース。京都の歴史が育んだ建物やおもてなしの心を大切に、新しいスタイルで京都の魅力を表現しているお店です。朝食・ランチ・ディナーと利用することができ、京都らしい空間と料理が楽しめると外国人客からも人気を集めています。

各界のプロが作り上げた、ジャパニーズモダンな空間

空間デザイナー・建築家の永山祐子氏が手掛けたという店内は、削ぎ落とされたデザインが生み出す美しさと、漆喰壁や格子戸など日本建築の美しさの両方を感じることができます。家具は人気カフェやショップのプロデュースも手がける「ランドスケーププロダクツ」が製作。中庭を望むテーブル席や古い蔵を改装した個室もあり、街中とは思えない落ち着いた空間が広がっています。

秋の味覚満載のおばんざいランチがおすすめです

「九種のおばんざい御膳」（1800円）

ここで楽しめるのは、日本料理の重鎮、神田川俊郎氏が監修した料理の数々。朝はおばんざいがビュッフェスタイルで楽しめるので、ホテルのお客様に評判です。ランチやディナーも京都の季節が感じられる内容で、出汁の旨みで素材の味わいを引き出した料理が中心となっています。 お昼の「おばんざい御膳」は、9種類の季節のおばんざいが盛られていて、少しずつ色々と味わうことができるので女性に人気。老舗豆腐店「平野屋」の平野豆腐、ちりめん山椒や粟麩など、京名物が並んでいます。夜はお酒とともにゆっくりと食事が楽しめるコースや美しいアラカルトメニューがあり、秋の味覚が堪能できます。

夜の「花コース」7560円からの一品

カウンター席に座れば目の前に紅葉が

店の中央には真鍮で仕上げた金色に輝くダイニングテーブルがあります。その上のダウンライトに飾られているのは、約5m、60本にも及ぶ紅葉。モノトーンな空間にひときわ鮮やかに赤や黄色が浮かび上がる、秋限定の装飾です。このダイニングテーブルは、朝にはモーニングのビュッフェ料理が並びますが、以降はカウンター席として利用できるそう。紅葉を目の前にランチやディナーを楽しむこともできますよ。 京都の紅葉の本番は11月。街が紅葉で彩られるのを楽しみにしながら、京都の風情漂うジャパニーズモダンな空間で、秋を先取りしてみてはいかがでしょうか。