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2018.08.28
空気を纏っているみたいにふわりと軽い、新しい播州織「tamaki niime」
柔らかく、包み込まれるようなやさしい感触と心を動かす美しい色。西脇から新しい播州織を発信する「tamaki niime(タマキニイメ)」のショップ&ラボを訪ねました。軒先に揺れる色とりどりの秋色ショールは太陽の光と風を浴びて、乾かすことでふっくらと仕上がるのだそう。 まるでアンティークショップのように、世界でただ1つしかない選ぶ楽しみに溢れた場所へ訪れてみませんか?

自然豊かな場所から発信する、新しい播州織

畑谷川と山並みが見渡せる自然豊かな場所にある「tamaki niime」のショップ&ラボ。デザイナーの玉木新雌さんは「先染織物」という技法と可能性に魅せられて、西脇に移住してきたのだそう。先染織物とは、糸を先に染めてから織る手法です。

「tamaki niime」では、播州織の伝統的な技法をベースにしつつも従来にはなかった新しい表現を次々と生み出しています。空気を含ませるようにゆっくりと織られる布は、柔らかな風合いと、色が織り重なる独特の美しさを併せ持っています。 自分たちで綿花を育てたり、糸を自社で染めたりと、新しい試みにも次々と挑戦しているのだとか。

一度使うと虜になる肌触りのショールを手に取ってみて

全て自社のlabで作り上げる「tamaki niime」の作品は、ショールやパンツ、ボソ(アームウォーマー)など多彩なバリエーションに富んでいます。ショップ内に並ぶのはほとんどが一点もので、約70点の販売が予定されています。 その中で、代表的な作品であるショールは一度使うと虜になる肌触り。自社染めの糸も織り交ぜ、1点1点をより個性的に仕上げたウールのショールは優しく、軽やかにそして温かく包み込んでくれますよ。

「ことりっぷ 旅するマルシェ」に出店決定

「tamaki niime」は11月3日、4日に開催される「ことりっぷ 旅するマルシェ」への出店が決定。実際に播州織を手に取って、柔らかな風合いを感じる機会です。 西脇から新しい播州織を発信する「tamaki niime」が自由に織りなす、世界に一つだけの色を愉しんでみませんか?
「ことりっぷ 旅するマルシェ」の詳細はこちらから

tamaki niime
タマキニイメ
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