それはたった一度の魔法のようなレストラン♪「ダイニング アウト」の魅力
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それはたった一度の魔法のようなレストラン♪「ダイニング アウト」の魅力

「DINING OUT(ダイニング アウト)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?それは2012年にスタートした数日限りのプレミアムなレストランのこと。14回目となる今回は、白兎伝説が残る鳥取県・八頭町で行われました。その模様とともに、オリジナリティあふれる魅力をご紹介します。

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DINING OUT(ダイニング アウト)とは

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「日本に眠る愉しみをもっと。」という、コンセプトのもとに、2012年から始まったDINING OUT。 1泊2日を2回、わずか3日間という開催期間のために、世界中から注目されるトップシェフを招き、半年間かけて食材探しを行い、スタッフも地元から募り、会場も含め、その時限りのフルコースを作り上げます。当日行ったことは、レシピも含めすべて公開され、スタッフの経験とともに地元に還元されていくことを目的としています。 第2回よりLEXUSをパートナーに迎え、たった一度、同じ内容は二度とないというツアーのプレミアムなスタイルを確立し、回を重ねるごとに大きな話題になってきています。今では、各地から開催して欲しいというオファーが多く届くといいます。 「トップシェフ以外、すべて地元で賄うのは、地元の人に、自分たちの土地がいかにかっこいい場所かを本気で思ってもらうことにあります。お客様が、わざわざ遠くの土地まで、ディナーのために、決して安くはないツアーに参加して、“これは凄い”と感動して帰ってくれる。それ自体が、地元の人達の、自分たちの土地の、プライドに火がついていく。それが地方の活気に繋がる。そのきっかけにしたいのです。だからこそAAA級のイベント・コンテンツでなければならないと思っています」DINING OUT総合プロデューサーを務める大類さんは、胸をはります。

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雨の鳥取・八頭町で開催された究極のディナー

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台風の影響で、あいにくの雨となった会場の古刹・清徳寺の境内。万全のホスピタリティーでゲストを迎える

鳥取県・八頭町。古くは天照大神が降臨した際、白兎が霊石山への道案内をつとめたという「白兎伝説」が残る土地。のどかな田園が広がり、ゆったりとした時が流れる自然豊かな場所です。 今回のこの地で行われたDINING OUT。「Energy Flow -古からの記憶を辿る-」をテーマに、土地の伝承をも溶け込ませた世界が、ミラノ『Ristorante TOKUYOSHI』の徳吉洋二シェフを中心に、再現されました。

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その場で料理を仕上げていくライブ感もDINING OUTの魅力のひとつ

実は鳥取県出身の徳吉シェフ。以前、開催されたニセコに続き、DINING OUT初の二度目の参加、しかも地元への凱旋となれば、その意気込みは並々ならぬ物がありました。 「地元の食材を使うことと、Energyというテーマのもとどういう料理を作っていくかとうことで、なかなかたくさん迷いましたけどね」 DINING OUT開催の約半年前から、当日使用する食材を求め地元・鳥取中をまわり、目で見て、手で触れ、舌で確かめ選び抜いたそうです。

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そして生みだされた料理は、全12皿。 中でも、徳吉シェフがこだわった、一品目「Pizza delivery」は、シェフならではの遊び心がたっぷり詰まった料理です。幼い頃の宅配ピザの思い出から着想を得、どうしても再現したかったそうです。 デリバリーの箱を開けると、白兎のイラストと共に、月に見立てた、カラフルで可愛らしい、米粉を使ったまーるいスナックのようなオリジナルのピザが姿を見せます。九月。あいにくの雨の会場でしたが、十五夜の季節にぴったりの粋な演出に、会場にいる雰囲気が和やかに。 また、独創的な料理には、すべて、サービス統括を担当した「TIRPSE」の大橋直誉氏が、セレクトしたワイン、または、お茶が添えられ、ぴったりとしたマリアージュが楽しめました。

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サービススタッフは、地元からの参加。数日におよぶトレーニングの後、当日を迎えた。DINING OUTで得た経験を今後、地元で生かしていくことになる

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土地の魅力を再発見するということ

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雨の中、行われた、地元の伝統芸能、麒麟獅子舞。迫力ある舞に圧倒される

「DINING OUTは、みんながあまり知らない未知の土地を紹介するのが常なのです」と、今回のホスト役をつとめた東洋文化研究家であり作家のアレックス・カー氏。 「とくに今回は、深く、意外に素朴な、そして神秘的な日本の田舎を紹介しようという、これまでより、ずっと未知の場所を紹介するというDINING OUTのコンセプトにあった会場になっています。おそらく来場されたほとんどの皆様は、八頭という地名を知らなかったと思います。そういった意味で大きな発見もあったでしょう。食だけでなく、土地を知るという意味で、本来のDINING OUTの目的が達成出来たと思います。」

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レセプション会場となった『オズガーデン』では、樹齢40年の一本の葡萄の木から、たくさんの果実がたわわになってる

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会場では、アレックス氏と大橋氏による穏やかなトークがディナーに花を添えた

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ラグジュアリーとは、つきつめると“新しい発見”があること

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DINING OUTをサポートする、ラグジュアリーブランドの代表格LEXUSの沖野和雄氏は、自動車ブランドであるLEXUSとDINING OUTには「発見」という共通点があるのではないかと話します。 例えば磨かれたLEXUSのボディーに映る風景は、走る場所によって刻々と変わる。そんなマリアージュを楽しむことと、時と場所を変えることで新たな姿を見せるDINING OUTを楽しむことは同じ体験を生み出しているかもしれないですね。 そんな思いものせ、日本各地より集めたLEXUSは、DINING OUTの会場まで日常から非日常への道のりをゲストを楽しませながら走ります。

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そして、新しく始まる発見の日々

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時と場所と食をすべてデザインして開催される、一夜の夢のようなレストラン。 今回、地元発の食材として天美卵の提供と、スタッフの幾人かを派遣をした地元八頭町にある「大江ノ郷自然牧場」の小原利一郎社長は、DINING OUT後の八頭町発の魅力の発信に自信を見せます。 2018年鳥取空港にオープンした「大江ノ郷自然牧場 -HANARE-」の落ち着いた店内では、天美卵を使った極上の卵かけご飯を味わうことも。 徳吉シェフも感じたという、若い世代が、多く故郷に根付いているという実感とともに、DINING OUTが目指す、土地の新たな価値の持続的な創造は、ここからが本番なのかもしれません。

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次回のダイニングアウトは11月23日、24日、沖縄・南城市で

次回のテーマは、「Origin いのちへの感謝と祈り」自らの存在やこの世界のはじまりに思いを巡らせ、今生きていることを感謝する。沖縄の人々の生活や文化に根付く、感謝と祈りの精神に触れる旅とプレミアムなディーナーへご案内します。

「DINING OUT RUKYU-NANJYO with LEXUS」について

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