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2018.11.14
パンを美味しく食べるための野菜デリプレートが人気/吉祥寺「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」
パリで人気のパン屋さん「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」。その海外進出第1号となるお店が吉祥寺にあります。1階はパンやスイーツのショップ、2階はカフェになっていて、パンを美味しく食べるための様々な料理が提供されています。厨房はすべてガラス張りで調理している様子を眺めながら食事が楽しめます。
お菓子のような繊細さで作り上げたパンたち
JR吉祥寺駅から徒歩6分。東急百貨店裏の路地に見えてくるガラス張りのお店が「LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE(リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー)」です。 店名は、「パティスリー(洋菓子店)」と「ブーランジェリー(パン店)」を合わせたもの。「お菓子はg単位で、パンはKg単位で測って作る」などとも言われるパンですが、“お菓子作りのような繊細さを持ってパンを作る”という意味が込められています。
作り手の見えるガラス張りのパンやスイーツ作り
お店の1階はスイーツやパンのショップスペースとなっており、ガラス張りの厨房でパンを作っている様子が見られます。作り手の見えるこちらのお店は「店で作って、そこで売る」をモットーとしているため、デパートなどへの出店は行っていないのだそう。 開店から午前11時までは、2階のカフェスペースでパンやケーキをイートインすることもできますよ。
こだわるのは、パンを美味しく食べるための料理
「3種のデリプレート」(1300円)
11時からは2階のカフェスペースでランチプレートが提供されます。 「3種のデリプレート」はパンを美味しく食べるために作られたひと皿。新鮮な野菜をたっぷり使ったサラダと3つのデリが、パンと一緒に楽しめます。 肉や魚を使わない野菜のみのプレートですが、個性のあるスパイスやハーブ、チーズなどが効果的に使われており、物足りなさを感じることはありません。パンとの相性もぴったりで、付け合わせのディップとともにパンのよき相棒になっています。
同店のスペシャリテである、フランス産小麦、北海道産小麦、ライ麦をブレンドした味わい深いハード系「パン リベルテ」のほか、およそ20種類あるパンのなかから日替わりで2〜3種類が食べ放題なのもうれしいですね。
フランス産発酵バターをたっぷり使った濃厚タルト
パリ本店の原材料と同じもので作られているケーキやタルトも人気です。定番の4品を除き、季節ごとに入れ替わるメニューは常時10種類以上。どれもフランス産の発酵バターをたっぷり使用したコクのある味わいです。
「タルト シトロン」(540円)
定番の一つ「タルト シトロン」。1/2個分のフレッシュレモンを皮ごと練りこんだクリームがタルト生地の上にたっぷり。濃厚なタルト生地と果実感のあるさっぱりとした酸味が効いたクリームの組み合わせがたまりません。
「タルト タタン」(540円)
こちらはリンゴを使った「タルト タタン」。バターと塩味のきいたサクサク食感のサブレに、砂糖とジンジャーで焼き上げた丸ごと1個分のスライスリンゴが載っています。さらに乳酸菌でフレッシュクリームを発酵させたクレームラフィネをトッピング。サブレの塩味、リンゴの酸味・甘味、クレームラフィネのまろやかさが調和し、深い味わいです。 パリ発の繊細なパンやタルトが味わえる「リベルテ 」で、至福のひと時を過ごしてくださいね。
LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE
リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー
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宇都宮薫
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