ログイン / 会員登録するアカウントを選択

週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて

132
週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて
コーヒーの味が自分好みで、手作りのスイーツがあって、休日にほっとひと息つける。そんなお気に入りの喫茶店やカフェは見つけておきたいもの。コーヒー好きから“お気に入りの店”としてよく話題に上る、名古屋の「coffee Kajita」をご紹介します。

コーヒーを淹れる音が響くような、整理された空間

コーヒーを淹れる音が響くような、整理された空間 コーヒーが香る店内は、静かで落ち着いた雰囲気。キャラメリゼの「クルミ」(500円)も人気のアイテム
一社駅から歩いて5分。閑静な住宅街にひっそりと店を構える、「coffee Kajita」。店長の梶田さんが淹れる自家焙煎コーヒーと、パティシエの奥様が作る手作りスイーツが評判のお店です。
喫茶スペースはカウンターのみ。アーチ型の枠もかわいいです
扉を空けるとすぐ、コーヒー豆や洋菓子がきちっと並ぶ販売コーナーが。奥には静かな喫茶スペースがあり、目の前では梶田さんが丁寧にコーヒーを淹れています。

白を基調とした店内に、木や皮の質感が心地よいインテリア。小さなボリュームで流れる音楽も、ほっと落ち着ける雰囲気を演出してくれています。コーヒーと向き合う素敵な時間が過ごせそうですね。

無駄なものはなく、目に入るものすべてが必然性を持って置かれています

農園で異なる豆の特徴を、しっかりと抽出する

農園で異なる豆の特徴を、しっかりと抽出する カウンターに座って、コーヒーを淹れる梶田さんの姿を見るのも楽しみのひとつ
「美味しいコーヒーを淹れるためには、すべての要素が大切」と話す梶田さん。生豆の選出、焙煎、抽出、そして空間も。きちんと意識してコーヒーの味を確かめれば、その美味しさもひときわ感じられます。

梶田さんはスペシャルティコーヒーのみを共同購入するLCF(リーディング・コーヒー・ファミリー)に加盟し、生産農園と関わりながら生豆を仕入れています。
LCFは豆作りのノウハウはもちろん、適切な輸送や保管に関する対策も農園と考え、支援を行っているそう。そんな情熱が、上質な豆の安定供給につながっているのです。

豆の特徴を活かし、ゆっくり、丁寧に淹れていきます
この日は梶田さんおすすめの「ブラジル」(460円)をチョイス。ナッツのような香ばしいフレーバーが特徴です
そして梶田さんは農園ごとに異なる豆の個性を見極め、それぞれの焙煎度合いを調節。抽出ではお湯を点滴のように垂らし、豆のうま味成分をしっかり出すようにしています。

「最初に濃く抽出して、後は好みの量だけさっと淹れるだけ。豆の個性を崩さないようにするに、そうしています」と、梶田さんは事もなげに教えてくれました。

食材と向き合い、真摯に作られたスイーツも一緒に

食材と向き合い、真摯に作られたスイーツも一緒に スイーツはテイクアウト可能で、一部、イートインでしか味わえないものも
coffee Kajitaはコーヒーだけではなく、パティシエの奥様が作るケーキやタルトも評判。食材と向き合い、余計な味付けをすることなく、シンプルに仕上げたスイーツはどれも繊細な味わいです。
季節によって装いの変わる「ミルクレープ」(450円)
「ミルクレープ」は生地を一枚ずつ丁寧に手焼きし、生クリーム、ミカン、オレンジ蜂蜜、ヘーゼルナッツプラリネを重ねました。重ねられた生地の層は見た目も美しく、なめらかなクリームと甘酸っぱいフルーツが見事に調和しています。

お客さんの中には、スイーツのテイクアウトを目的に訪れる人も多いそうです。そのため開店から14:00頃までには売り切れることもあるので、早めの来店がおすすめ。

紅玉の皮と芯を煮詰めたシロップに、焼いた果肉を合わせた「リンゴのタルト」(450円)

日常の息抜きに訪れたい“お気に入り”の喫茶店

日常の息抜きに訪れたい“お気に入り”の喫茶店
coffee Kajitaの営業日は、月・土・日曜。限られた営業日に感じますが、店が休みの日は豆の焙煎に集中したり、各地のギャラリーや百貨店で「コーヒー教室」を催したりと、梶田さんは常にコーヒーと生活を共にされているそう。

「毎日焙煎していますからね。経験を積み上げ、豆の個性をうまく引き出してあげることが大切だと感じます」。そんな梶田さんのお仕事はファンを集め、名古屋市内ではcoffee Kajitaのコーヒー豆を扱う飲食店がたくさんあります。

店内の焙煎機。開店前、朝の5:00から焙煎を始められるそう
クルミをつまみながら、おいしいコーヒーを堪能したい
取材を行ったのは開店前の朝。取材を終えて店を出ると、入り口にはオープンを待つお客さんがすでに列を作っていました。肩肘を張ることなく、日常の息抜きに訪れたくなるお気に入りの喫茶店。こんどのお休みに、ぜひ訪れてみてはいかがですか?

coffee Kajita

愛知県 名古屋市名東区高社1-229 ローヤル錦ビル MAP

052-775-5554

11:00〜19:00(喫茶〜18:00)

火・水・木・金曜、不定休

coffee Kajita

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

「エリア/ジャンル」の関連投稿写真

AD