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2015.11.13
人気上昇中♪特別な日に飲みたいクラフトビール5選―手軽に買える海外のビール
歴史や風土と密接に結びつきながら、世界各地で生み出されてきたクラフトビール。そして各国の多様なスタイルのビールが百貨店やスーパーなどで手軽に入手できるようになった今こそ、ぜひ飲んでおきたいですよね。ということで今回は、ことりっぷが厳選した海外クラフトビール5選を紹介します。
ビール大国・ドイツの歴史ある1本「バロックドゥンケル」(ヴェルテンブルガー)
「バロックドゥンケル」を造るヴェルテンブルガーは南ドイツに位置する世界最古の修道院醸造所で、なんと1050年にはビールを造っていたという記録が。濃い色に反してその味わいは飲みやすく軽やかなので、ジャーマンポテトのような素材の味を活かしたお料理とのペアリングがオススメ♪ちなみにドイツビールは豊かな地域性が特徴で、エリアによってまったく味わいの異なるさまざまなスタイルが楽しめますよ。
ドイツの国民的ビール「ホフブロイ オリジナルラガー」(ホフブロイ・ミュンヘン)
バイエルン国王のビールを造るために創立された、由緒ある醸造所ホフブロイ・ミュンヘン。世界最大級のビールフェス「オクトーバーフェスト」では客席数1万席という超巨大テントを出店するなど、ドイツ国民にとって親しみ深いブルワリーです。そこの「オリジナルラガー」は、生粋の日本人である筆者も懐かしく感じるような味わい。国内でもビアレストランを出店しているので、日本にいながら本場の雰囲気を気軽に楽しむこともできます。
見た目も味わいも「!」な「パンクIPA」(ブリュードッグ)
エールの本場・イギリスで破竹の勢いを見せるブルワリーが、2007年に創立されたブリュードッグ。「パンクIPA」はその名前とあいまってクールなパッケージが目をひく1本ですが、思わず声を上げてしまうほどビターな飲み口にも衝撃を受けるはず。この鮮烈な苦味の元は、ラガーの40倍以上も投入されたホップによるもの。とはいえただ苦いだけでなくフルーティさもあり、間違いなく唯一無二の体験ができる1本です。
アメリカ地ビールの原点「アンカースチーム」(アンカー社)
世界中のビールファンに愛される「アンカー社」は、大量生産品とは一線を画す麦芽オンリーの手作りビールを製品化した、アメリカの小さな醸造所。そんなブルワリーがゴールドラッシュ時代に生み出した幻のビールの復刻版が、「アンカースチーム」です。ラガーの爽やかな喉ごしとエールの華やかな香りが絶妙なバランスで、毎日飲みたくなる逸品。
さくらんぼの酸っぱさを味わう「カンティヨン・クリーク」(カンティヨン)
ベルギービールの代表的なスタイル、ランビック。自然発酵で造られる独自のビールは酸味が強く、ワインにも似た味わいが。そんなランビックビールの代表的な銘柄が、「カンティヨン・クリーク」です。ランビックにサワーチェリーを漬け込み熟成させたという逸品で、香りはビールというよりも薬草×ワインといった感じ。一口飲むとその酸っぱさに驚きますが、複雑な味わいはクセになりそう。
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小泉なつみ 写真:青柳喬 構成:梶塚美帆
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