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2018.12.10
銀行営業室を復元したクラシカルな空間でティータイム。丸の内「Café 1894」
※こちらの記事は2018年12月10日に公開されたものです。 復元された東京駅周辺の丸の内エリアで見つけた、もう1つの赤レンガの建物「三菱一号館美術館」併設の「Café 1894」。明治期に銀行営業室として使われていた空間を復元したクラシカルな店内は、異世界に足を踏み入れたような感覚になれると話題です。 さぁ、優雅なティータイムを過ごしましょう。
赤レンガが目を引く美術館に併設されたカフェ・バー
東京駅・丸の内南口をでると左手にある、レンガ造りのオシャレな建物「三菱一号館美術館」併設の「Café 1894」は2009年にオープン。今でも週末になると行列ができるほどの人気店です。もちろん、美術館を利用していなくても入ることができますよ。
銀行営業室として利用された空間を復元
イギリス人建築家、ジョサイア・コンドルが設計し1894(明治27)年に建設された三菱一号館。この建物を忠実に復元した建物が「三菱一号館美術館」で、併設の「Café 1894」はかつて銀行営業室として利用されていたのだとか。クラシックな内装と8mある天井の開放的なフロアが印象的です。
この空間の復元にあたっては、竣工時に撮影されたと思われる写真の他、図面、保存部材から、可能な限り忠実な復元を目指したのだそう。高い天井や柱の彫刻、当時はガス管を通していたランプの形状まで、その再現度合いは目を見張るものがあります。 明治期の洋風建築ということで、レトロな異国文化を一度に感じる不思議な感覚は「Café 1894」でしか味わうことができません。
アートな本格ランチメニュー
「Café 1894ガーデンプレート」(税抜1500円)
旬の食材を彩りよく取り入れた「Café1894」人気のワンプレートをご紹介。 美術館併設のカフェらしく、サラダはモネの庭をイメージしています。ココットに入った「シェパーズパイ~牛挽肉とマッシュポテトのグラタン~」は過去に人気のあったディナーメニュー。季節で変わるハーブティーも楽しめたりと、大満足のランチタイムが過ごせます。
スイーツだってクラシカル
「Café 1894自家製クラシックアップルパイ」(税抜840円)
14時~17時のカフェ時間におすすめなのは自家製アップルパイ。少し珍しい見た目ですが、クランブルのサクサク感と中に入ったアップルのしっとり感が絶妙です。 アップルの酸味とバニラアイスのバランスも良く、お店の雰囲気もプラスして、大人のティータイムが過ごせそう。
クラシカルな空間だけでなく、こだわりの食事メニューも素敵な「Café 1894」。東京駅近くの行きたいカフェリストに加えてみてはいかがでしょうか。
Café 1894
カフェイチハチキュウヨン
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ことりっぷ編集部
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