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2018.12.15
【東京さんぽ】東京の下町で温泉と食べ歩きを満喫♪戸越銀座めぐり
住みたい街上位にランクインし続ける戸越銀座。その秘密は、古き良き下町情緒とおしゃれなショップの共存にありました。 食べ歩きを楽しみつつ、レトロモダンなおさんぽにでかけましょう。
何度訪れても新たな魅力が見つかる、戸越銀座商店街
五反田から電車で3分、都心から近いのに下町情緒が残り、緑豊かな文庫の森や戸越八幡神社もある戸越銀座。 この街最大の魅力は、都内でも有数の長さを誇る戸越銀座商店街です。商店街には、生鮮食品店や総菜屋のほか、カフェやブーランジェリー、雑貨店など、個性豊かな約400店が軒を連ね、何度も足を運びたくなる魅力があふれています。
ご近所に愛される憩いのカフェ「spread it」
「ツナオニオンとバジルマヨネーズ」(400円・右)と、 自家製あんこにチョコレートを練りこんだ「チョコあんこのサンドイッチ」 (330円・左)
美術家と建築家の2人によるサンドイッチカフェ。スペシャリティコーヒー豆はご近所のコーヒーショップMR.COFFEEから仕入れ、パンは武蔵小山のネモ・ベーカリーのものと、素材は“生活圏のなかにあるおいしいもの”を厳選しています。 常連のお客さんがおみやげを持って訪れたり、学校帰りの小学生が宿題をしにきたりと、地域の人々に愛される憩いのスペースにもなっていますよ。
spread it
スプレッドイット
小さなドライフラワー専門店「ムロマメ舎」
商店街にある雑貨&家具ショップ「瀬尾商店」の奥、2坪ほどのスペースに、まるで秘密基地のように現れる「フラワー&グリーンショップ ムロマメ舎」。店内をぎっしり埋め尽くすドライフラワーは、オランダ産など海外のものを含め約70種類あるそう。 オーダーを受け、リースやブーケを作るのはもちろん、1本から買うこともできます。また、店内のフラワーや木の実をセレクトし、オーナメントやアクセサリーを作るワークショップも人気です。
フラワー&グリーンショップ ムロマメ舎
フラワーアンドグリーンショップムロマメしゃ
雑貨やギャラリーも楽しめる写真ラボ「フォトカノン」
アンティークカメラやトイカメラのほか、ハンドメイドのカメラストラップ、色とりどりのフォトアルバムなど、カメラにまつわる雑貨やステーショナリーがそろう写真ラボ。 併設されているギャラリーでは、2週間ごとにさまざまなジャンルの展覧会を開催しています。 今では珍しくなったフィルム現像もていねいで繊細な仕上がりと評判。経験豊富なスタッフが常駐しているので、プリントについての疑問や不安も気軽に相談できますよ。
フォトカノン戸越銀座店
フォトカノンとごしぎんざてん
絵本に出てくるようなホットケーキ「ペドラブランカ」
「ホットケーキセット」(1200円)
商店街から少し離れた小道にたたずむ落ち着いた雰囲気のカフェ。看板メニューは、約2.5cmの厚さが2段重ねとなったホットケーキで、表面はサックリ、なかはしっとり、口いっぱいに小麦と卵の優しい味が広がります。 オーナーのご主人が焙煎したコーヒーは、香ばしくどっしりした口当たりが特徴。香り高い味わいは、ケーキとの相性も抜群です。
ペドラブランカ
おさんぽ途中にふらりと温泉へ「戸越銀座温泉」
コンセプトの異なる2種類の浴場を持つ“都会のオアシス”戸越銀座温泉。伝統的な銭湯をイメージした「月の湯」と、開放的でモダンな雰囲気の「陽の湯」があり、日替わり男女入れ替え制なのでどちらも楽しむことができます。 「月の湯」の天然黒湯温泉は都内の黒湯のなかでも特に濃度が高いといわれています。「陽の湯」は美肌効果がある炭酸泉の軟水湯と、お湯の成分が異なり、どちらにもサウナや水風呂、露天風呂があるので、毎日通っても飽きません。
戸越銀座温泉
とごしぎんざおんせん
【ことりっぷマガジン Vol.19】
特集「温泉×〇〇」
今号は温泉にプラスの愉しみがある場所へ誘います。[book in book]として台湾の古都「台南ノスタルジック旅」も特集。芯からリラックスでき自然と笑顔になれそうな、五感に響く冬の旅をご提案する一冊です。
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吉田晃子 写真:古本麻由未 編集:ことりっぷ編集部
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