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2018.12.07
週末だけのお楽しみ!田園の中に佇むカフェで美しいグラススイーツを、仙台「Café Sweets Orange Blossom」
フランスの片田舎を思わせる、仙台市郊外の田園風景にポツンとたたずむカフェ「Café Sweets Orange Blossom」。季節で変わる美しいスイーツに魅せられたリピーターが多く訪れます。フランス菓子をメインとした、見た目も味も大満足のスイーツを味わいに行きましょう。
童話から抜け出したようなオレンジの瓦屋根
フランスの民家をイメージした外観
地下鉄泉中央駅から車で20分ほど。泉ヶ岳を望む田園地帯の中に、週末限定でオープンするオレンジの屋根瓦が目印のカフェ、「Café Sweets Orange Blossom」が見えてきます。
オフホワイトと木目調の店内に、やさしい日差しが差し込む
店内へ入ると、青いタイルのショーケースやアンティーク風の時計など、キラリとセンスが光る小物や家具が並びます。統一された家具で落ち着きを感じる店内には、テーブル席が4つと、窓際に作られたカウンター席が5席。
窓際のカウンター席は、遠くにそびえ立つ山々を見ながらくつろげると密かに人気があります。
季節感と見た目の美しさを大切に
壁に掛かるイラストもフランスがモチーフ
ケーキ作りは、元ケーキ教室の先生をしていた店長が一人で担当しています。ケーキづくりで大事にしているのは、「自分が食べたい、おいしいと思えるケーキを作る」こと。そこから、季節感と見た目の美しさが大切なフランス菓子がメインとなったそうです。
直観が生んだ人気メニュー「ティラミス」
「ティラミス」(583円)
フランス菓子が多くラインナップするなか、イタリア菓子の「ティラミス」も人気です。グラスを目にした瞬間に「これでティラミスを作りたい」と作り上げたというメニューで、見た目の美しさを大切にする作り手ならでは直観から生まれました。 生地にエスプレッソを染み込ませて作られることが多い「ティラミス」ですが、こちらで使っているのはさっぱりとした甘みのコーヒーシロップ。濃厚なクリームと合せても甘くなりすぎない仕上がりで、ペロリと食べられてしまいます。
華やかな香りと深いパープルが魅力の青茶
「MARIAGE FRE'RES NOËL BLEU」(648円)
フランスにある紅茶の老舗「MARIAGE FRE'RES」の中国茶・青茶がベースのお茶。まず目を引くのは透明感がありながらも深いパープルの色合い。スパイシーなシナモンや甘いヴァニラ、爽やかなオレンジピールが重なる香りで、見た目も香りも華やかさがあるドリンクです。
センスが光る季節限定のケーキ
「ビュッシュ・ドゥ・ノエル」(626円)
12月25日まで限定で登場するクリスマスケーキの「ビュッシュ・ドゥ・ノエル」。しっかりとした甘みのホワイトチョコレートムースで、甘酸っぱいベリーのムースとソースを包んでいます。甘みと酸味が見事に調和した、この冬一番人気のあるケーキです。 「ビュッシュ・ドゥ・ノエル」は茶色い丸太をモチーフとして作られることが多く、白とピンクの色合いはめずらしいので、デザインもぜひチェックしてみて。
2019年春まで限定の「ミルクチョコレートケーキ」(583円)
もともと春先だけの限定だった「ミルクチョコレートケーキ」は、リピーターの多いメニュー。もともと春先限定でしたが再登場。 くるみ入り生地のしっとりした食感と、ミルクチョコレートクリームのやさしい甘さの組み合わせはどこかなつかしく、食べるとあたたかい気持ちになります。 ピークの時間は開店直後と14時~15時で、14時を過ぎると売り切れてしまうケーキも。 食べ逃したくない時はメニューを指定しての予約がおすすめです。 のどかな田園風景と雄大な山々を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごせる「Café Sweets Orange Blossom」。美しいスイーツを心ゆくまで味わいに、訪れてみませんか。
Café Sweets Orange Blossom
カフェスイーツオレンジブロッサム
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熊谷みのり 写真:板元義和
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