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2018.12.23
ケーキのようなデコレーションエクレアも。見た目も味も楽しいエクレア専門店「エクレレ」
シュークリームと並ぶパティスリーの定番お菓子、エクレア。最近はいろいろなデコレーションを施したエクレアが人気ですが、もっと楽しく、いろいろなシーンで楽しんで欲しいと、さまざまなメニューを開発し人気を集めているお店があります。シュークリームよりも食べやすく、いろいろな種類があるので手土産はもちろん、食べ歩きもできそう。アイデア溢れるメニューに注目です。
見た目もかわいい焼き菓子がいっぱいの店内
琵琶湖の南東を走るJR琵琶湖線「能登川駅」から徒歩5分ほどの場所にある「エクレレ」はエクレアなどを創作する焼き菓子の専門店。店内を入るとショーケースには色とりどりのエクレアが並んでいます。クッキーやメレンゲ菓子などさまざまな焼き菓子もあり、生姜や胡椒などをアクセントに効かせたものも。風味や香りを楽しむ、大人のためのおやつを創作しています。
細長くて食べやすい、定番エクレアは10種類以上
エクレアは、抹茶やチョコレートのほか、ラムレーズンやラズベリーなど定番のメニューが10種類ほどあり、それぞれガナッシュやクリームの味が異なり、バラエティ豊か。その大きさも特徴的で、約20cmもの長さがあり、細長く作られています。「シュークリームよりもスマートに食べられるようにこのサイズにしています。長いので切り分けて、いろいろな味をシェアしながら楽しんで欲しいです」という店長の西村さん。
エクレア「抹茶」(265円、税別)
確かに長いので片手で持って食べやすいサイズです。クリームもあまり重たくなく、甘さ控えめに仕上げられているので、1度に2~3個食べる人も少なくないそう。
フルーツがたっぷり。生ケーキのような季節限定エクレア
店内には季節限定のエクレアも3~4種類あり、こちらはフルーツやクリームがたっぷりとあしらわれていて、まるでケーキのよう。カットしたエクレア生地の上部を裏返すことで平らな面を作り、具材をたくさん盛り付けられるようにしています。さらに生地をキャラメリゼしたり、ジャムやナッツ、グラノーラで食感のアクセントを加えたりと、さまざまな工夫が施され飽きさせません。
「白サンタ」(1500円、税別)
クリスマスには“ブッシュドノエル”を思わせる、巨大エクレアも登場。エクレアの上にロールケーキをのせた、大胆な一品です。ほかにもハロウィンやお正月、バレンタインなど、季節を表現したまざまなエクレアを創作し、楽しませてくれます。
滋賀県食材を使った地元をPRする焼菓子も
お店にはカップケーキやパイなど焼き菓子がたくさん並んでいますが、地元滋賀県の食材をアレンジしたお菓子もあります。滋賀県の名産である丁字麩(ちょうじふ)をキャラメリゼしたお菓子や、メレンゲ生地と合わせた焼き菓子はサクサクとした食感がまさにお麩をイメージさせる一品です。
「丁字麩メレンゲ」(各120円~、税別)
ドリンクやパフェもあり、店外スペースでイートインもOK
「チョコバナナパフェ」(400円、税別)
エクレアなど店内で販売している商品は、店入口に設けられたスペースで食べることもできます。温かい飲み物やパフェなども販売しているので、エクレアと一緒にぜひ楽しんでみてください。パフェはソフトクリームからこだわって作っていて、自家製の焼き菓子も添えられていますよ。 フランス菓子店とは一線を画した自由な発想で、楽しいエクレアを創作している「エクレレ」。週末などは売り切れてしまうことも多いので、欲しい商品は予約をしておくのがおすすめです。ぜひいろいろなエクレアを食べ比べしてみてくださいね。
Eclairer
エクレレ
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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