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2019.04.14
【東京さんぽ】春の新生活グッズを探しに…蔵前さんぽ
ユニークなセンスと技が光るグッズとの出会いが「ものづくりの町」蔵前の魅力。新生活を楽しく彩る、心くすぐるモノ・コトを求めて、蔵前へおでかけしてみませんか。 春には浅草方面の隅田川沿いに咲く桜が見ごろを迎えるので、ショッピングしながらゆったりおさんぽするのもおすすめですよ。
「つくり手」の思いがそこかしこに息づく町
ものづくりや問屋の街として古くから多くの人が集う場所である東京の下町エリア・蔵前。近年では、伝統的な職人文化と現代的なクラフト文化が織り成す、新たな魅力を発信し続けています。 倉庫をリノベーションした個性的なカフェやホテル、デザイン性の高いアイテムなどがそろう店が並んだ街の趣が、ニューヨークのブルックリンと似ていることから、「東京のブルックリン」と称されることもあるのだとか。多様な個性にあふれた街は、訪れるたびに新たな刺激を感じさせてくれます。
“手で書くこと”の楽しさを再発見「カキモリ」
オリジナルノートの製本の所要時間は20〜60分、平均価格は2500円ほど。予約などは不要で、ふらっと気軽に立ち寄れるのがうれしい
「たのしく書く」をコンセプトに、書く人の気持ちに寄り添った文房具を展開。 表紙、中紙、リングの色、留め具すべて自分好みに選んで組み合わせるオリジナルノートの製本をはじめ、書き味のすぐれた万年筆やボールペン、職人技によるガラスペンなどの筆記用具や、インクのラインナップも豊富です。 これから始める新生活を自分好みのノートとペンで楽しくつづってみませんか。
オリジナルブレンドのカキモリ顔料インクは全13色、1728円
カキモリ
深い香りと味を楽しむ有機栽培の茶葉専門店「NAKAMURA TEA LIFE STORE」
常滑焼の急須で、煎れたてのお茶を試飲可能。茶葉やお茶の煎れ方についてのアドバイスもしてくれる
静岡県藤枝市で約100年に渡り栽培している中村家の茶葉で供されるお茶屋さん。茶葉本来の味と香りを最大限に引き出すべく、約30年前からほかに先駆けて無農薬に取り組んできた茶葉は、煎茶や玄米茶、ほうじ茶など幅広くそろっています。 異なる環境や土壌の茶畑で栽培されているため、同じ種類でも異なる味と香りを楽しめるのが魅力のひとつ。フレッシュな新茶で心とカラダをリラックスさせましょう。
おしゃれでかわいらしい缶のデザインには、「若い世代もお茶を気軽に楽しんでほしい」という思いが込められているそう
NAKAMURA TEA LIFE STORE
ナカムラティーライフストア
日常になじむ革グッズが並ぶ和みカフェ「CAMERA」
「キーマカレーとデリのプレート」(972円)など、軽食も人気
「おいしいお菓子でみんなを元気に」。そんな思いでていねいにつくられる焼き菓子が人気のカフェ。全国から厳選した小麦粉とバターを使用した素朴でやさしい味が特徴です。また、店内のキッチンで作られるカレーやサンドイッチなどの軽食もあるので、ランチにもおすすめですよ。 店内では、職人によるバッグや小物のレザーブランド「numeri」を販売しています。国産のやわらかい天然皮革を使ったシンプルなデザインで、なじみのよさが魅力。新生活で使うレザーグッズを、カフェで一休みしながらゆっくり選ぶのもいいですね。
「キーキャップ」(540円)や「キーホルダー」(1944円)など小さなアイテムも豊富
CAMERA
カメラ
今までにないチョコレートとの出会い「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー& カフェ蔵前」
3種類のチョコレートの食べ比べができる「ブラウニーバイトフライト」(680円)と「クラマエホットチョコレート」(680円)
2010年にアメリカで設立されたBean to Bar チョコレート専門店の旗艦店。100年以上前からある伝統的なチョコレートの作り方を再現するため、一貫して店内の工場で製造をしています。 自社で買い付けたカカオ豆を自家焙煎し、本来の特徴を引き出したチョコレートは絶妙ななめらかさ。産地によって味が異なるカカオの個性は、スイーツとドリンクの両方で味わうことができますよ。
「チョコレートバー」(各1296円)はおみやげに
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー& カフェ蔵前
ダンデライオンチョコレートファクトリーアンドカフェくらまえ
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飯島愛 写真:古本麻由未 編集:ことりっぷ編集部
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