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2019.04.23
沖縄・那覇のゆいレール、南国をたっぷり楽しむ1日旅さんぽ
日本のなかの南国・沖縄。その中心的な町・那覇市には、沖縄唯一のモノレール電車「ゆいレール」が走っています。今回はこの電車を使って、那覇の町を1日旅さんぽ。南国の文化や風景、グルメなど。沖縄の魅力をたっぷり楽しめる旅さんぽです。
那覇のシンボル的なスポット「首里城公園」
旅さんぽのはじまりは、那覇のシンボル的な存在である「首里城公園」から。ゆいレールの首里駅から徒歩で約15分の場所にあり。二千円札の絵柄としても有名な守礼門がその入り口です。首里城は那覇の町を一望できる小高い丘のうえにあり、空の青さと木々の緑、そして門の朱色のコントラストが美しいです。 守礼門から正殿入口までが無料エリア、その奥から有料エリアになっています。
守礼門をくぐりぬけ坂道をのぼっていくと、正殿の入り口にたどりつきます。チケット売場で入館料を支払って入場すると、沖縄の澄み切った青空に映える、鮮やかな朱色をした建物が眼前に広がります。かつての琉球王国の中心であったにふさわしい荘厳さをたたえた正殿です。 沖縄の歴史や文化を体感したいなら、ぜひ足を運んでおきたいスポットですね。 ※現在の首里城公園は正殿をはじめとした一部エリアが見学不可となっています。
首里城公園
シュリジョウコウエン
098-886-2020
首里城公園管理センター
沖縄伝統の焼き物の聖地「壺屋やちむん通り」
壺屋やちむん通りの入り口
次に向かうのは、沖縄の伝統的な焼き物・やむちんの工房やその直営店が軒を連ねている「壺屋やちむん通り」です。古きよき風景を今に残しているエリアにあり、ノスタルジックな雰囲気を楽しむことができるのもこの通りの魅力のひとつ。 ゆいレールの最寄り駅は、牧志駅。そこから徒歩で約10分の距離です。
UTSUWAチャタロウの店内の様子
この通りに軒を連ねているやちむんのお店はとても個性豊か。昔ながらのノスタルジックな雰囲気のお店もあれば、伝統的な建物を活用しつつも、現代的なセンスをふんだんに取り入れているお店まで。沖縄の文化の呼吸を感じられるような、そんなスポットとなっています。 ここならきっと、お気に入りのお店や作品を見つけられることでしょう。
壺屋やちむん通り
ツボヤヤチムンドオリ
ニューウェーブな沖縄そばが食べられる「Okinawa Soba EIBUN」
お店の外観
さて、そろそろお腹も空いてくるタイミング。このあたりでランチをしておきたいところです。向かうは、壺屋やちむん通りからほど近いところにある「Okinawa Soba EIBUN」。真っ白な壁にポップなイラストや文字が描かれた外観が印象的。まるでカフェのようなおしゃれさのこのお店で、ニューウェーブな沖縄そばが食べられます。
パクチー入りの沖縄そば
スタンダードな沖縄そばもありますが、三枚肉やフーチバー、モズクなど、さまざまなトッピングを追加できるのがこのお店の特徴。ちょっと変わったところだと、東南アジアなどでの定番ハーブ・パクチーもあります。もちろん、沖縄そばとの相性もばっちり。テーブル上にはコショウや山椒などの調味料もあって、お好みの一杯に仕上げられます。 カウンター席もあるので、女性の一人旅でも気軽に立ち寄りやすいのも魅力。伝統と新しいセンスが共存する感覚を味わえる素敵な沖縄そば屋さんです。
Okinawa Soba EIBUN
オキナワ ソバ エイブン
那覇の活気あるメインストリート「国際通り」
昼夜を問わず賑わう那覇のメインストリート「国際通り」。沖縄名物やお土産などを取り扱うお店がずらっと立ち並んでいます。ゆいレールでの最寄り駅は、牧志駅か県庁前駅。この2つの駅からなら、通りの端から端まで見て回るのに便利です。駅から歩いてすぐというアクセスの良さも魅力のひとつ。
沖縄の代表的なスイーツ・サーターアンダギー
国際通りのすぐ近くには、市場本通りや平和通り商店街などのアーケード街があります。そこでは、よりディープで生活感のある沖縄のマーケットを体験することができます。アーケード街のなかはまるで迷路のようになっていて、散歩しているだけでちょっとした冒険をしているような気分になれますよ。 沖縄の伝統的なドーナツ・サーターアンダギーなどが現地価格で販売されていたり、このあたりを散策すれば、きっと沖縄の意外な魅力を発見できるはず。
駅から徒歩圏の都市型ビーチ「波の上ビーチ」
沖縄を訪れたなら、やっぱり南国ならではの美しい海を楽しんでおきたいところ。ゆいレールの駅から徒歩でいくことができる唯一のビーチが「波の上ビーチ」です。最寄りの駅は、旭橋駅か県庁前駅。そこから徒歩で15分から20分ほどのところにあります。バイパスビューが印象的な都市型ビーチです。
「波の上ビーチ」は那覇唯一の海水浴場で、4月から10月まで遊泳可能。サラサラの砂浜と透明度の高い海が美しい、まさに南国・沖縄のビーチです。「波の上うみそら公園」のなかにあり、更衣室やロッカー、シャワーなども完備。那覇空港から車で15分くらいの場所にあるので、旅の帰り際に立ち寄ってみても良いですね。
波の上ビーチ
ナミノウエビーチ
「波の上ビーチ」のランドマークともいえるのが、ビーチのそばにある大きな岩の上にたたずむ「波上宮」。沖縄にある琉球八社のひとつで、そのなかでも最高位といわれる由緒ただしき神社です。沖縄の伝統的な建築様式が用いられていて朱色も鮮やか。いつも多くの人びとで賑わっている人気のスポットなのだとか。
波上宮
ナミノウエグウ
098-868-3697
波上宮社務所
ビッグサイズな名物パフェが圧巻「パイナップルハウス」
ゆいレールでの1日旅さんぽのしめくくりは、大きなパイナップルが目印の「パイナップルハウス」。旅の記念写真にもぴったりなスポットです。建物の1階はお土産物屋、2階はレストランになっています。最寄りの駅は小禄駅。徒歩だと15〜20分くらいかかるので、体力や時間と相談しながらタクシーなどを活用して向かいましょう。
なんとこのお店、フレッシュなパイナップルが食べ放題。しかもこのサービスは無料で、沖縄の名物フルーツ・パイナップルを心ゆくまで味わうことができます。パイナップルの鮮やかな黄色と爽やかな酸味が食欲を心地よく刺激。ひと口サイズにカットされているので、次から次へとパクパク食べることができます。
お店の名物・ビッグパイナップルパフェ
このお店の看板メニューともいえるのが、37cmもの高さがあるビッグなパイナップルパフェ。あまりに大きいので、ひとりで食べきるのはなかなかの至難の技。ここは何人かで手分けして食べきりたいところです。 このほかにも、生絞りのパイナップルジュースやパイナップルのカレーライスなど、このお店ならではの魅力的なメニューが用意されています。お店の営業時間は18時までですが、2階のレストランは17時まで。那覇空港からなら車で3分くらいなので、スケジュール次第では最初にこちらに足を運ぶのもおすすめです。
パイナップルハウス
パイナップルハウス
ゆいレールで那覇の魅力をたっぷり旅さんぽ♪
沖縄本島の中心的な存在の那覇市のモノレール電車・ゆいレールを使った、那覇の1日旅さんぽ。定番スポットや南国ならではの海、名物フルーツのビッグパフェなど、たっぷりと沖縄ならではの魅力を堪能できます。 ぜひ那覇の電車での旅を楽しんでみてください。きっと南国・沖縄での等身大の暮らしが体験できる時間が過ごせます。
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中川康雄
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