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2015.12.11
温泉の目の前は海♪ほっこり温まりながら絶景を望む石川県“和倉温泉”へ
現在発売中のことりっぷマガジン冬号の中から、目前に広がる海を眺めながら浸かれる絶景の温泉をご紹介。 北陸新幹線の開通で都心からのアクセスもよりスムーズになった石川県・和倉温泉。週末一泊二日のことりっぷにもぴったりですね♪
七尾湾を眺めながら、足湯が楽しめる「湯っ足りパーク」

浴槽は海に面して横一列 に設けられ、どこに座 っても七尾湾や能登島を眺めること ができる
舟をモチーフに建てられた、純和風の木づくりの足湯施設。効能豊かな温泉とオーシャンビューが一度に楽しめる贅沢なスポットです。 別名は「妻恋舟の湯」といい、俳人・高浜虚子が詠んだ「家持の 妻恋舟か 春の海」という句がその名の由来。観光客のみならず、散歩中の親子や部活帰りの学生など、地元の人々の憩いの場にもなっています。 昼間は広大な海を眺めながら、夕暮れからはライトアップされた夜景を眺めつつ、身も心もほっこり癒やされて。

湯っ足りパーク(ゆったりパーク) [住所]石川県七尾市和倉町2-13-1 [TEL] 0767-62-1555 [時間]7:00~19:00 [休]天候により休業あり
世界的パティシエが創りあげる、能登の恵みのスイーツ「LE MUSEE DE H」

東京の店と同じケーキは全体の1割ほどで、同店だけのオリジナルもある
世界で活躍する七尾市出身のパティシエ・辻口博啓さんのパティスリー&カフェ。黒とシルバーを基調としたシックな店内からは、大パノラマの七尾湾が見渡せ、極上のティータイムを演出します。 同店のコンセプトは、地元の天然食材をふんだんに使うこと。石川県産のフルーツはもちろん、能登野菜の中島菜や、珠洲の天然塩などを用いた、ここでしか味わえないケーキがずらりと並びます。 隣接する美術館では辻口さんの砂糖の芸術作品を展示。独創的な世界が広がるアート空間です。

壁に描かれているのは辻口さんの手書きデッサン。メレンゲを使ったアート作品も

オリジナル飴「雫」1箱572円
LE MUSEE DE H(ル ミュゼ ドゥ アッシュ) [住所]石川県七尾市和倉町ワ部65-1 [TEL] 0767-62-4002 [時間]9:00~18:30、美術館は9:00~16:40 [休]無休
幻想的な雰囲気が漂う、ライトアップされた「青林寺」

曹洞宗の寺院「青林寺」。皇族を初めて和倉にお迎えするために建設され、境内に移築された「御便殿」が見どころで、なかでも当時、最も格式高いとされた「折上格天井」は見事です。 また、森林浴を楽しみつつ約250段の階段を登ると、海が一望できる展望台が。そこからの景色もすてきなので、ぜひカメラにおさめてみては? 夜は境内へ向かう階段がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。昼間とはまた違ったひとときを過ごしましょう。

展望台には撞くと願いが叶うという「和みの鐘」が

看板犬のガン太郎がお出迎え
青林寺 [住所]石川県七尾市和倉町レ-61 [TEL] 0767-62-2836 [時間]境内は自由見学、内部見学は9:00~16:00 [休]無休
和倉温泉の奥座敷、夕日に染まる老舗旅館「多田屋」

創業130年を迎えた老舗旅館。和倉温泉街から少し離れた場所に佇む、静かな隠れ家です。 多田屋は、あえて高い場所に部屋を作らず、すべての部屋と海の距離が近いのが特徴。露天風呂から釣りを楽しめる部屋もあります。 貴賓室12室と、露天風呂付き客室8室はすべて違う間取り。茶室付きなど、趣向を凝らした部屋が自慢です。 そしてなんといっても、多田屋を語るうえで欠かせないのが夕日の美しさ。一面がオレンジに染まる夕暮れをぜひ体験してください。

西側に大きな窓を持つ多田屋。四季を通じて夕日を眺められる

露天風呂も海との距離が近く開放的
多田屋 [住所]石川県七尾市奥原町3-29 [TEL] 0767-62-3434 [時間]IN15:00 ~ OUT10:00 [料金]1泊2食付15,120円~(2名1室1名あたり、入湯税別途要)
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