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2019.06.25
200坪のお庭を眺めながら、体が喜ぶスイーツ&ランチを/鎌倉・由比ヶ浜「茶房 空花」
ミシュラン三ツ星店の「元麻布かんだ」で長年修業した女性料理長が手掛ける、天然素材を使った体にやさしい長谷の和食店「空花」。その姉妹店「茶房 空花」が2018年、由比が浜にオープン。四季折々の花々が咲き乱れるお庭を眺めながらいただく色とりどりのお食事やお菓子、お茶がいただけます。「茶房 空花」でゆったり鎌倉時間を過ごしてみませんか。
木々と花々に包まれた隠れ家カフェ
綺麗にお手入れされた庭をくぐった先に現れる入口
江ノ島電鉄和田塚駅から徒歩2分。江ノ電の線路沿いにあるのが「茶房 空花」です。「喧騒を離れ、江ノ電とお庭を眺めながらよりゆっくりお食事とお菓子を楽しんで頂きたい」という思いから長谷の和食店「空花」の姉妹店であるここをオープン。石造りの門をくぐると、自然豊かな庭が現れ、色とりどりの花々がお出迎え。木々のアーチをくぐるようにして小道を進むと、「茶房 空花」ののれんがかかった古民家が見えてきます。
こちらは、2016年に長谷にオープンしたミシュラン三ツ星店の「元麻布かんだ」で長年修業した女性料理長が手掛ける和食店「空花」の姉妹店。「茶房 空花」は「空花」同様、「体に優しい食事」がテーマ。茶房では、地元の新鮮な食材を使ったご飯や季節を感じる手作りのお菓子、こだわりの飲み物を味わえます。
お食事とお菓子がセットになったランチメニュー
※木箱の中のお菓子は季節によって内容や使う食材が変わります
ランチタイムには、3品のお食事膳をご用意。中でもおすすめなのが、大きな木箱に入ったお菓子の中から好きな2品が選べる「茶房膳」(2780円)。お菓子は「コーヒーの羊羹」「酒粕のチーズケーキ」など和から洋まで全9種類から選べます。
6品の季節のおかずは野菜やお魚が充実
6品の季節のおかずが籠に入ってくるのもなんとも風流です。この日は、4時間かけて煮込んだほろほろ食感の「牛ほほの煮込みや」、「三崎本マグロ漬け」をはじめとする「湘南しらすおろし」、「新わかめとまだこ、たちうおのだしジュレがけ」などの海の幸がいっぱい。やさしい味わいと食感でおいしさがゆっくりと体にしみわたります。
「茶房膳」(2780円)
「茶房膳」は、これらに土鍋の黒米ごはん、味噌汁、ごはんのお供としてとろろまたは鶏肉味噌、好きなドリンクが付いたセット。ボリュームもたっぷりです。栄養価の高い黒米にこだわり、黒米ごはんは長野県の新品種「風さやか」を使用。炊き立ての土鍋ごはんは極上の味わいです。
お菓子の追加やアルコールとの組み合わせもOK
左から「わらびもち」「酒粕チーズケーキ」「自家製梅ジュース」
お食事が終わったら、いよいよ、お菓子の登場です。 夏の風物詩「わらびもち」はたっぷりのきな粉をトッピング。ぷるんとした冷ややかな食感が涼しさを運んでくれます。「酒粕チーズケーキ」は、いちじくのコンポートのせ。イチジクの甘さが濃厚なチーズのおいしさを引き立てます。2品で足りない方は、お菓子を追加(+300円)できるのも嬉しいですね。
ドリンクは、「加賀棒茶」「丹波黒豆茶」など4種類のお茶やソフトドリンク、アルコール類をラインナップ。「自家製梅ジュース」は夏の暑さを吹き飛ばすのにぴったりの爽やかさ。ビールや日本酒、ワインなどのアルコール類はプラス各300円で注文できます。
日光の天然水を使った絶品かき氷も
ベリー×ミルク(1380円)
お食事以外のメニューでおすすめは、日光の天然水「四代目徳次郎」を使用したかき氷。ベリー×ミルクとマンゴー×ココナッツの2種類のフレーバー「白くま」(1380円)と、抹茶金時、コーヒーティラミスの2種類のフレーバー「黒くま」(1380円)の計4種類の味が揃います。 一番人気のフレーバーは、「白くま」のベリー×ミルク(1380円)。ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリーを加え、自家製のミルクソースをかけたもの。お好みでベリーのソースをたら~り。ベリーの甘酸っぱさとミルクの甘さが絶妙で、濃厚なソースはクセになりそう!かき氷は、「四代目徳次郎」がなくなり次第終了なので、お早めに。
江ノ電と海に近く、自然に囲まれてのんびりとした雰囲気に浸れる「茶房 空花」。鎌倉に寄ったらぜひ足を運んでみてくださいね。
茶房 空花
サボウ ソラハナ
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田賀井リエ 写真:小林利穂
Writer
田賀井リエ
東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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