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2019.07.05
美しい江戸風鈴に夏の涼を感じて。良縁を願う「川越氷川神社 縁むすび風鈴」
埼玉県の「川越氷川神社」にて、2000個もの江戸風鈴が夏を鮮やかに彩る「縁むすび風鈴」が2019年7月6日(土)から9月8日(日)まで開催されます。 色も形も音色もそれぞれ異なる美しい江戸風鈴が、昼は澄んだ美しさ、夜は幻想的な輝きを放ちます。夏の涼を感じるのにぴったりです。
縁むすびの神様として名高い「川越氷川神社」

ご祭神として夫婦・家族の神様が祀られています
小江戸として知られ、都心から1時間ほどで行ける川越は、城下町の面影を残す風情豊かな街並みが人気のエリアです。 そんな川越に鎮座する「川越氷川神社」は、縁むすびの神様として名高い神社。約1500年もの歴史があり、古墳時代に創建されたと伝えられています。
木の短冊に願いをこめて風鈴に結びます

職人により手作りされた色鮮やかな江戸風鈴
「風の便り」という言葉が残るとおり、昔の人は「風が想いを運んでくれる」と信じていたそう。風鈴は目に見えない“音”を知らせてくれます。 願いごとを書いた木の短冊を、良縁を込めて好きな色の風鈴に結んでみては。 境内に響く涼やかな風鈴の音は、たくさんの願いが風に乗って流れる美しい音色です。
夏の風情を感じる「風鈴回廊」

浴衣姿で歩くのも夏の醍醐味
色とりどりの風鈴が彩る「風鈴回廊」は、夏の涼を存分に感じさせてくれます。また透明な風鈴が並ぶ「風鈴小路」は、少し趣が異なる小路。美しいハーモニーを奏でるたくさんの風鈴の下で、夏の風情をたっぷりと感じることができます。 どちらも夕方からライトアップされるので、ロマンチックな気分に拍車をかけて。
幻想的でフォトジェニックな光る川

地下からあふれ出たご神水が流れる小川をライトアップ
川越氷川神社の由緒を記した古い文書には「光る川の伝説」が残っているそう。およそ1500年前、入間川の川底からの光を辿ると、現在鎮座する川越氷川神社の場所へたどり着いたのだとか。 そこで、建立の由緒にならい「縁むすび風鈴」の期間中、19時から21時まで夏空の天の川に見立てて、境内の小川がライトアップされます。 風鈴の音色とともに、涼やかで幻想的な光景を堪能してみてください。
特別行事「恋はなび」「恋あかり」にも注目

川越の街並みにふわりとぼんぼりが浮かびます
ふたりで灯せるよう持ち手が2本ある線香花火「恋はなび」と、それぞれの想いをぼんぼりに灯して手に持ちながら川越の夏の夕景を楽しめる「恋あかり」が、7月27日(土)から8月31日(土)までの期間限定で開催されます。 また、上記期間中は毎日18時半より、大切な人とずっと仲良く過ごせるよう祈る「恋あかり特別良縁祈願祭」を斎行。恋人同士だけではなく、夫婦・家族・友人同士でも参列が可能です。

花火のあとは紙縒(こより)を指に結んで夏の想い出に
スイーツやお守り。夏だけの限定のモノも
彩り風鈴(全7種/各500円)
境内にある鎮守の杜のカフェ「むすびcafé」では、夏らしい爽やかな限定スイーツも楽しめます。中でも、風鈴に見立てたガラスの器に入った「彩り風鈴」はぜひ。色とりどりのソースやムース、ゼリー、フルーツが層になっていて、見た目にも涼やかなデザートです。 また神社では、数量限定で夏らしい涼やかな柄のお守りも頒布されます。
むすびcafe

期間中は、川越市内の酒販店や飲食店にて川越生まれのクラフトビール「COEDO」の「恋あかり限定ビール」が楽しめるほか、川越の唯一の映画館「川越スカラ座」にて恋人たちに向けた映画をコラボレーション上映。 ぼんぼりの灯りとともに、川越散歩を楽しんでみてはいかが。 夏の風情を運んでくれる風鈴の音色にほっとひと息ついて、良縁の願いを込めてみてくださいね。

川越氷川神社 縁むすび風鈴
埼玉県 川越市宮下町2-11-3
049-224-0589
川越氷川神社 社務所
http://www.hikawa-fuurin.jp/
※天候によっては、催し物などが中止になる場合があります。
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土屋加奈恵
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