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2019.07.04
浅間山が正面! 初夏が似合う「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」へ
新幹線が停車する軽井沢駅から送迎バスで15分。自然が多く残る南軽井沢の発地地区に、7万坪の広大な敷地を擁するリゾートホテル「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」があります。2018年7月、7年の時間をかけて完成した、クラシカルで贅沢なひと時を過ごせるホテルです。
「幻のホテル」への入り口はひっそりと
小さなサインボード
季節の花が楽しめる軽井沢レイクガーデンから車で5分、道路の分岐点に、「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」と小さなサインボードがあります。こちらはあえて目立たないようにしているそうで、「え?こんなところにホテルがあるの?」と、小さな驚きがあります。 このホテルのコンセプトは「幻のホテル」。ホテルへ到着する前から、非日常の空間へ期待が高まります。
クラシカルにまとまった上質な空間
自然に囲まれたリゾート
緑が多い敷地内に入ると、山の斜面を上っていったところに、クラシカルな木造建築の洋館が見えてきました。
チェックインはラウンジで
こちらが本館で、中に入ると、こぢんまりとしたレセプションがあり、手続きは隣接するラウンジで行います。このラウンジ、暖炉とゆったりとしたソファが置かれたクラシックな空間で、夕方からはバー「ルージュ」もオープン。大きな窓からは浅間山が望めます。
レセプションはあえてこぢんまり
広々としたシックな客室
ジュニアスイートルーム
案内された部屋はシックな色合いでゆったりとしています。本館に45の客室が、ほかに「山の上スイート」と「ヴィラスイート」のコテージが13室あり、最低でも48.2㎡という広さです。
リフレッシュ気分を高めてくれるアメニティ
バスルームのシンクは女性二人旅に便利なダブルシンク。アメニティは世界中のラグジュアリーホテルで使われているイギリスの「ギルクリスト アンド ソームス」です。天然素材を使ったさわやかな香りに定評があります。
さっそく館内を散策してみましょう
こんなかわいい置き物も
本館内を歩いていて驚くのが、調度品のすばらしさ。家具やカーペット、照明器具などはすべて海外で買い付けたアンティークで統一され、落ち着いた雰囲気が非日常へといざないます。 館内に大小数多くあるシャンデリアは一つとして同じ形のものはないので、さまざまなデザインのシャンデリアを見比べてみるのも楽しいですね。
木のぬくもりが落ち着いた雰囲気を作り出す
本館の建物を見下ろすようにあるプールは、朝7時から夜10時までオープン。夜にはプールサイドバーもオープンするので、満天の星を眺めながらカクテルを楽しむのがおすすめです。 プールの隣には「スパ ラヴィラ」があり、ロンドン発の高級コスメブランド「エレミス」のトリートメントが受けられます。日本では数少ないエレミスのスパなので、ぜひ予約してリラックスタイムを過ごしましょう。
水着の貸し出しも行っている
2階にある温泉「こもれび」は、露天風呂とサウナを備えた大浴場。このほか敷地内には、日帰り天然温泉「八風温泉」があり、宿泊者は無料で利用できます。
気軽に入れるカフェ
ケーキとコーヒーのセットは1000円
広い敷地内を散策中に立ち寄りたいのが、「浅間カフェ」。 高い天井と大きなガラス窓が印象的な開放感のあるカフェです。 ピザやカレー、サンドイッチなどでランチをしたり、種類豊富なケーキとお茶で、おやつタイムを過ごすのもおすすめです。
大きなガラス窓が印象的な浅間カフェ。左奥には八風温泉がある
フレンチレストランで評判の朝食を
感じのいいスタッフが迎えてくれる
ぐっすり眠った翌朝は、フレンチレストラン「ヴァ―ス」で朝食を。「ヴァ―ス」は、ミシュランで1つ星を獲得したシェフがグランシェフを務めるレストラン。地元軽井沢の新鮮な野菜をたっぷり使った朝食は、気持ちのいい一日の始まりにぴったりです。 メインの卵料理はオムレツ、フライドエッグ、スクランブルエッグ、キッシュからセレクトできるのもうれしいポイント。
メインは人気のキッシュをセレクト。3000円で、宿泊プランには朝食付きプランもある
朝食のあとは、カートに乗って「山の上スイート」のテラスに行ってみましょう。浅間山を正面に眺められる絶景ポイントです。
ル・グラン軽井沢ホテル&リゾート
ルグランカルイザワホテル&リゾート
0267-48-0099
料金:朝食付き20,000円~
(2名1室利用の場合の1名料金)
このほか素泊まり、夕食付プランもあり
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末武千恵 写真:永岡邦彦
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