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2019.07.29
絵本作家がペイントしたツリーハウスがキュート♪静かな森のなかで過ごせるキャンプ場「バルンバルンの森」
福岡市内から車で2時間弱、大分県中津市の森の中にあるキャンプ場「バルンバルンの森」。絵本作家がペイントしたかわいらしいツリーハウス、ハンモックが置かれた読書室やバンガローなど、まるで絵本のような世界が広がっています。豊かな自然に囲まれた静かな森の中で、のんびりとした時間を過ごしに行きませんか?
自然に囲まれたヒーリングスポット
木々の緑に囲まれた敷地
中津ICから車で15分。一般道からさらに小高い丘へ小道を上った場所にあるのが「バルンバルンの森」です。もともと40年前にキャンプ場が建てられ、夏期のみしか使われず廃園寸前だったこの場所。
ご夫婦で営む田代和徳さん、じゅんこさん
春に訪れた田代さんご夫婦が桜が咲き誇る森に魅せられ、新たにキャンプ場を作り直すことを決めたそうです。もとの自然を生かしつつ、小道を作ったり、ツリーハウスを作ったり、森の時間を心地よく過ごせるよう、リノベーションするところから始まりました。
自然に溶け込むナチュラルグリーンの受付棟へ
薪やハンモックが置かれる受付棟
まずはナチュラルな風合いの建物にある受付へ。場内の設備やルールなどの説明を受けたら、ご夫婦のこだわりの詰まった場内を案内してくれます。ゆったりと森の静かな時間を過ごしてほしいという思いから22時以降は”クワイエットタイム”。大きな音は控えて、自然の静けさを楽しんでもらうようにしているそうです。
街並みを見下ろすツリーハウスとテラス
顔のようなデザインがかわいらしいツリーハウスやのんびり景色を楽しめるツリーテラス
敷地内に入ると、まず目に飛び込んでくるのはキャンプサイトにあるツリーハウスとツリーテラス。秘密基地のようで、子どもも大人も遊び心をくすぐられますね。
大木を利用して作られたツリーテラス
ツリーハウスにははしごを使って登り、中に入ることができます。景色を眺める窓やブランコがある小部屋はまさに隠れ家のよう。ツリーハウスやツリーテラスからは、遠くに巨峰や奇岩群が連なる景勝地「競秀峰」を眺めることもできますよ。
静かな森の中でのんびりくつろげる共有スペース
ホルンを使った照明や手書きの看板など細部までこだわりを感じる造り
場内にはツリーハウス以外にも素敵な遊び場が。宿泊棟の隣には宿泊者が共有できる読書室があります。もとは大部屋だったスペースを、訪れた人がくつろげる空間を作りたいという思いから、読書室へ作り変えたそうです。
静かな空間で読書できるスペース
「ヨムネムの巣」と名付けられたこの場所は「読む」と「寝る」の空間。田代さんご夫婦がセレクトしたさまざまな本が置かれるほかハンモックが設置され、本を読んだり、昼寝をしたり、気ままにくつろぐことができます。
バンガローが建ち並ぶ「森のTiny House」エリア
カラフルなツリーハウスの横にはブランコがある
宿泊者はバンガローが並ぶ宿泊者専用エリア「森のTiny House」へ。「バルンバルンの森」のなかでもシンボル的なツリーハウスがあります。ツリーハウスに描かれたカラフルでかわいらしいタッチのイラストは絵本作家ユニット「THE CABIN COMPANY」が描いたもの。森の中ににぎやかな彩りが加えられています。
ツリーハウスの中にある仕掛けが楽しい
中に入るとツリーハウスを支える大木にふれることができたり、外観のイラストと一帯になれる顔出し穴があったりと、遊び心を感じられる造りになっています。
ハンモックやテラスでくつろげるバンガロー(宿泊料1棟1泊9000円〜)
このエリアにはそれぞれに造りが異なるバンガロー9棟が点在します。バンガローはすべてハンモックとテラス付き。
手書きの看板や小道も手作り
2人用と3〜4人用の2タイプで、シンプルなスタンダードタイプとオリジナルのカウンターや家具など室内装飾にこだわったスペシャルルームなどがあります。「小鳥」や「森の音」など、ひとつひとつに付けられた名前もかわいいらしいですね。
バルンバルンの森
バルンバルンノモリ
大分県 中津市本耶馬渓町曽木459-9
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