265
2019.08.05
“紅茶の聖地”でのんびりカフェタイム♪静岡・丸子の隠れ家カフェ「ハシムコウ」
日本の紅茶発祥の地、静岡県駿河区丸子にある「ハシムコウ」は、美しいお庭を眺めながら、ゆったりとくつろげる一軒家カフェ。明るい女性店主が作るのは、手作りスイーツやアレンジトースト、そして1杯ずつ丹念に淹れるコーヒーや紅茶です。モーニングも充実していて、12時間以上卵液に浸したフレンチトーストが人気。小鳥のさえずりをBGMに、優雅なひとときを過ごしてみませんか。
木々と渓流に癒される隠れ家カフェ
安倍川を越える橋と富士山が描かれた、静岡らしいお店のロゴマーク
静岡駅から車で30分ほど。東海道五十三次の宿場町「鞠子宿」で知られる丸子エリアにあるのが、「ハシムコウ」です。こちらのお店は、地元で「川向こう(カワムコウ)」と呼ばれる安倍川の西側に位置していますが、あえて「ハシムコウ」にネーミング。「日々の暮らしをちょっとだけ幸せにしてくれる、おしゃれな憩いの場があったら」と、店主の石田さんが、2019年5月にオープンさせました。
時々サワガニも遊びにくるほど自然豊か
石田さん(左)と石原さん(右)
メニューは、すべて料理好きの石田さんとスタッフの石原さんの2人で考えたオリジナル。旬の果物を取り入れたチーズケーキやプリン、淡路島を中心にした玉ねぎをたっぷり煮込んだオニオンスープなど、丁寧に「美味しい」を届けてくれるメニューが人気となっています。
初めてでもリラックスして過ごせる店内
静かなジャズが流れる落ち着いた店内は、隠れ家のような雰囲気。テーブル席以外に、カウンター席もあり、一人でも過ごしやすい空間になっています。
前庭を望める和室はお店一番の特等席
おすすめは、和室に作られたソファ席。お庭を眺めながらくつろぐひと時は、贅沢な気持ちにさせてくれますよ。
ティーポットで本場の味をたっぷりと
「Tea丸子紅茶」(550円)
カフェで提供しているのは、日本の紅茶のパイオニアと言われる丸子紅茶。その丸子紅茶を栽培している村松二六さんから伝授された淹れ方で、丁寧に紅茶を淹れてくれます。紅茶がおいしくなるポイントは、器を温めたり、蒸らし時間をしっかりとることだとか。ひと口味わえば、紅茶のおいしさを改めて実感!紅茶本来の味と香りを知ることができますよ。
体にやさしい黒と白のチーズケーキ
「まっしろしろチーズケーキ」「まっくろくろチーズケーキ」(各550円)
スイーツのおすすめは、黒と白の2種類のチーズケーキ。旬の果物を取り入れながら、出来るだけ体に優しい素材を厳選しています。「まっくろくろチーズケーキ」は、濃厚なチーズケーキを高温で一気に焼き上げた大人の味わい。「まっしろしろチーズケーキ」は、レアチーズケーキにイチジクをトッピング。鼻から抜けるフルーティーな香りが、これからの季節にぴったりです。
「とうもろこしプリンととうもろこしラスク」(550円)
ふわふわホイップバターに癒されるモーニング
厚切りトーストは+150円でフレンチトーストに変更可能
朝は少し早起きして、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれる珈琲、厚切りトースト、ヨーグルトがついたモーニングサービス(600円)がおすすめです。コーヒー豆は、地元の人から愛される「川内珈琲焙煎所」で焙煎されたオリジナルブレンド。ボディがしっかりしていて、嗅ぐだけで心が和らぐ芳醇な香りと余韻が楽しめます。 モーニングの一番人気、フレンチトーストは、最低でも12時間以上パンをじっくり卵液に浸すという手間ひまかけた逸品。ふわふわの自家製ホイップバターをたっぷりつければ、おいしさがゆっくりと体にしみわたります。
じっくりコトコト煮込んだ「とろたまカリー」
「とろたまカリー」(1000円)
11時から14時の間で提供しているのが、自慢のオニオンスープとサラダがついた2種類のオリジナルトーストです。継ぎ足しながら煮込んで作るオニオンスープは、玉ねぎ本来の甘みをしっかり感じられる優しいテイストです。 人気の「とろたまカリー」は、10種類ほどのスパイスと一緒に、野菜やお肉を1日かけて煮込んだ逸品。とろっとろのポーチドエッグが、スパイシーなカレーをマイルドに包み込んでくれます。
いかがでしたか?知る人ぞ知る紅茶の本場で、のんびりカフェタイムを過ごせる「ハシムコウ」。静岡に行ったら、ぜひ心やすらぐ空間に足を運んでみてくださいね。
ハシムコウ
ハシムコウ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
安藤美紀
Writer
安藤美紀
湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
の人気記事