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2019.08.05
軽井沢で見つけた素敵なおみやげ5選
新幹線で東京から1時間ほどで行けるリゾート地・軽井沢。この爽やかな高原リゾートでは自然の中で過ごしたり、おいしい料理を楽しんだりして、いつもとはひと味違った休日を過ごせそう。のんびりとリゾート気分を味わったあとは、家族や友だちに素敵なおみやげを買って帰りましょう。軽井沢のエッセンスを感じる、こだわりみやげをご紹介します。
「丸山珈琲軽井沢本店」の限定コーヒー
「丸山珈琲のブレンド・クラシック1991」(100g 900円/200g 1799円/ドリップパック5袋入1223円)
新幹線が停車する軽井沢駅から車で西へ約5分、別荘地の一角に「丸山珈琲」の本店があります。西麻布や鎌倉にも店舗を持つ丸山珈琲ですが、ここ軽井沢が本店です。 ショップでは常時約30銘柄のコーヒー豆が並び、月2回の頻度で一部の銘柄が入れ替わります。コーヒー豆にはそれぞれPOPがついていて、生産者名と顔写真、栽培地の標高や丸山珈琲との取引開始年などが書かれています。生産地に直接出向いて豆を買い付けている丸山珈琲ならではですね。 おすすめは、本店だけで買うことができる「丸山珈琲のブレンド・クラシック1991」。ビターチョコとキャラメルの風味で、スパイシーな後味と重量感が人気です。 せっかくなので、コーヒーの香りを含む油分を多く抽出できる、フレンチプレスで淹れたコーヒーを飲みに、同じ建物内にあるカフェにも立ち寄ってみてくださいね。
丸山珈琲軽井沢本店
マルヤマコーヒーカルイザワホンテン
高品質のルイボスティーで健やかな体に/「RTea Room」
「ルイボスティー・オリジナル」(ティーバッグ20包/1998円)
信濃追分から北西に車で10分、林道を走った先にある、木造の山小屋風の建物がルイボスティーの専門店「RTea Room(アールティールーム)」です。赤い木の扉を開けてお店の中に入ります。 ルイボスは、南アフリカでしか育たない低木で、松の葉のような針状の葉を持ち、その葉を発酵・乾燥させてお茶にしたのがルイボスティーです。 「RTea Room」のルイボスティーは、すべて有機・オーガニック。その中でもわずか0.3%しか取れない穂先のみを使っています。穂先には活性酸素を抑えるとされる酵素などの有効成分が多く含まれ、濃いお茶を出すことができるのだそう。 実際に飲んでみると、驚くほどまろやかで苦味や渋みがなく、香り豊か。 カフェインを含まず、ノンカロリー、糖質ゼロ。花粉症などのアレルギーにも良いとされています。癖がなく飲みやすいルイボスティーは、体を気遣う人へのおみやげにぴったりですね。
RTea Room
アールティールーム
甘い香りのバラジャム/「メアリー・ローズ」
「ローズペタルジャム」(950円)とバラの花びらが入ったお菓子「薔薇のパイ」(10本入り1080円)
季節の花がたのしめる「軽井沢レイクガーデン」。その入り口手前を左に進んだところにあるのが「メアリー・ローズ」です。 バラの花をモチーフにした雑貨をはじめ、本格的なガーデングッズを扱うかわいらしいショップです。 バラ柄のキッチンクロスや食器、紙ナプキン、ノートなどの文具、きれいな缶に入った紅茶など、気軽に買って帰れる商品がたくさん揃います。 なかでもおすすめは「ローズペタルジャム」。ブルガリア産のダマスクローズをたっぷり使用した、バラの花びらが入ったジャムです。ダマスクローズは、バラの中でももっとも香りがいいとされるバラで、生産地として有名なブルガリアの「バラの谷」で丹念に手摘みされた生花を使用しているそう。 紅茶に入れたりヨーグルトに入れたりして、ほんのりとした甘味と香りを楽しみましょう。
メアリー・ローズ
メアリーローズ
「NATUR Home & RATTA RATTARR」のハンカチーフ
ハンカチーフ(各2700円)は30種類以上。きれいにパッケージしてくれるのでプレゼントにもおすすめ
中軽井沢駅から南へ車で約7分。ルヴァン美術館の脇を入ったところにあるのが、クラフト&デザインショップ「NATUR Home & RATTA RATTARR(ナチュールホーム・アンド・ラッタラッタル)」です。 こちらでは、北欧のヴィンテージ家具や工芸品のほかに、同じ敷地内にある障がい者施設「ひゅーまにあ軽井沢」が運営するアトリエ「ラッタラッタル」の製品の販売も行なっています。 こちらの施設では、「クリエーター(施設を利用する障がい者)」とそれを支援する美術や工芸の専門知識をもった「アトリエリスタ(支援員)」が、二人三脚で作品を作り出しています。そのクオリティの高さと独自性は多くの人の心をとらえ、今ではメーカーから製品やパッケージの発注があるほど。 クッションカバーや傘、ランプシェードなど、数ある品の中でも、おすすめは手軽に購入できるハンカチーフ。50センチ四方の大判で、スカーフにしたり、お弁当を包んだりするのにぴったり。 売り上げの一部はクリエーターに還元され、自立支援につながっています。 お買い物のあとは、同じ敷地内にある「カフェ・アルス」に立ち寄ってみるのもいいですね。
「カフェ・アルス」の記事はこちら
NATUR Home & RATTA RATTARR
ナチュールホームアンドラッタラッタル
秘密にしたい小さなお菓子屋さん「おやつあや」
人気のケーキは甘すぎず、しっとりとして食べやすい
しなの鉄道の信濃追分駅から車で西へ約8分。浅間サンライン(県道80号)沿いにある、2階建ての黒壁の建物、それが「おやつあや」です。2018年7月から工房をオープンし、翌年2月から開店日を設けて店舗での販売をはじめた“おやつやさん”は、たまにしかオープンしないけれど、おいしいお菓子の店として、ファンを増やしています。 店を一人で切り盛りするのは、本城文子さん。小学校低学年から高校生まで5人のお子さんを持つお母さんです。息子さんのアレルギーがきっかけで、植物性の材料と地元産の小麦粉を使った焼き菓子を作るようになったそう。 ただ体にやさしいだけではなく、満足感を感じられるようなレシピを心掛けています。 マフィンやグラノーラなど数あるお菓子の中でも、おみやげにおすすめなのは、パウンドケーキタイプの「フルーツケーキ」と「スパイスケーキ」(各350円)。バターの代わりに、良質のカカオバターを使ったしっとりとリッチなケーキで、3~4週間は日持ちするのもうれしいポイントです。 いつでも買えるわけではないので、希少価値が高く、おみやげに喜ばれること請け合いです。オープン日はウェブサイトやインスタグラムからチェックしてみてくださいね。
おやつあや
オヤツアヤ
いかがでしたか。 軽井沢へお出かけの際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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末武千恵 写真:永岡邦彦
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