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2019.08.11
絶景カフェやショッピングも! リニューアルした福岡市美術館をおさんぽ
福岡市地下鉄大濠公園駅(福岡市美術館口)から徒歩10分。福岡市のオアシス・大濠公園に隣接する福岡市美術館が、2016年秋からの大規模改修工事を終えて、2019年3月にリニューアルオープン。 1960年代から様々な美術館・博物館を手がけてきた建築家・前川國男氏による建築意匠を継承した今回のリニューアルでは、大濠公園側のエントランスとカフェを新設、また各展示室やレストラン、ミュージアムショップなどが新しくなり、より開かれたムードの美術館へと生まれ変わりました。 10月までの金・土曜日は、展示室も夜8時までオープン。福岡旅行の立ち寄りスポットとしてもおすすめですよ。
200円で鑑賞できる充実のコレクション展示室
年に数回、展示替えをしながら様々な作品を紹介 ※写真は許可を得て撮影
リニューアルによってオープンな雰囲気が倍増した福岡市美術館。まず最初に足を運びたいのが、約16,000点の所蔵品を順次紹介していくコレクション展示室です。 1階の「コレクション展示室・古美術」では、黒田藩にゆかりのある博多区吉塚・東光院の所蔵作品であった仏像や、実業家で耳庵と号する茶人でもあった松永安左エ門が集めた茶道具などの名品を展示。また2階の「コレクション展示室・近現代美術」では、アンディ・ウォーホル、サルバドール・ダリ、ジョアン・ミロらの作品から、九州・沖縄・山口ゆかりの作家の作品まで、国内外の近現代アートを展示しています。観覧料わずか200円(特別展は除く)で、名作の数々と向き合えるのが魅力です。※展示内容は変更される場合があります。
オリジナルアイテムにも注目のミュージアムショップ
ロゴマグカップ(1400円※税別)やカラーペンシル(1000円※税別)も人気
新しくなったミュージアムショップには、美術関連の書籍などに加え、大濠公園と美術館のフォルムをかたどった新ロゴ入りのオリジナルアイテムなどが並びます。 博多人形師の小副川太郎氏による所蔵品をモチーフにした「福かぶり猫」(写真左上/左側2体・3900円※税別)や、福岡市に本社を置く雑貨ブランド「ハイタイド」とのコラボアイテム(写真右下・砂時計800円〜※税別)などは、旅のお土産にもぴったり。
2階から1階へと移動してオープンな雰囲気に
大濠公園を一望できるカフェ&レストランも登場
ホテル特製ビーフカレー(1400円※税別)、厚焼きタマゴの塩パンサンドウィッチ(900円※税別)
1階にはサンドイッチなどの軽食をメインにした「カフェ アクアム」、2階には福岡の食材を取り入れた和洋食が楽しめる「レストラン プルヌス」が登場。いずれもホテルニューオータニ博多がプロデュースしています。 またどちらの店内からも、大濠公園が一望できます。2階の「レストラン プルヌス」では 9月29日まで、オードブルプレートにドリンク2杯をセットにした「スターターセット」(2000円※税別) も用意(17:30〜LO19:30)。贅沢な夏の夕暮れ時が過ごせそうです。
池の向こうには、福岡タワーやヤフオクドームの姿も
もっと身近にアートを楽しもう
以前よりも明るくなった館内には、自由にくつろぐことができるソファやベンチも。お散歩途中にふらりと立ち寄って、アートを感じるひとときを楽しんでみては?
福岡市美術館
フクオカシビジュツカン
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鹿田さとこ
アート・カルチャー
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