旧店舗の家具はそのままに、レトロな雰囲気にうっとり

店内に一際目立つ窓辺のおしゃれな赤いチェア

光が差し込むステンドグラスが装飾された扉。入り口で出迎えてくれるライオンの置物を横に引き戸をすっと開けてみると、旧店舗から使用されていたアンティークの机や椅子、そして浮世絵など個性ある店内が広がります。新しくも懐かしさを感じる空間です。

旧店舗から移動してきたライオンの置物と素敵なステンドグラス

できたてアツアツ！厚みある卵焼きをサンドしたトースト

卵焼きは塩のみのシンプルな味付け。「エッグトースト」（700円）

ほどよく焦げ目が付いた2枚の食パンに挟むのは、注文を受けてから焼き上げる卵焼き。生卵に塩を入れ混ぜて焼き上げるシンプルな味付けの卵焼きは、厚みがありアツアツです。サクッと音を鳴らしながらトーストを頬張ると、マヨネーズとからしが口の中で広がり卵焼きと相性抜群。トーストの横にはバナナが一切れ添えてあり、なんだか得した気分になります。 「エッグトースト」と一緒に味わいたいのが、オリジナルブレンドのモカハラリを使用した「コーヒー」（500円）。酸味があり、すっきりまろやかな味わいを感じるコーヒーです。

かわいらしい見た目に惹かれ、思わず注文したくなるプリン

名物メニュー「喫茶プリン」（600円）数量限定

ホイップとチェリーがのった手作りプリンは、初代オーナーから受け継ぐ人気商品。一度はメニューからなくなってしまったものの、現在のオーナーがレシピを再現し、復刻しました。レシピは卵と牛乳、さらに砂糖とバニラエッセンスを使い2時間半かけて作り上げるそうです。スプーンでプリンをすくうと、少し弾力がある硬めの仕上がり。卵のやさしい味とほどよい甘さのプリンは、上にかかるキャラメルが香ばしくアクセントになります。

炭酸が口の中で弾ける、さっぱりとした懐かしのソーダ

左からバニラアイスがのった「クリームソーダ」（650円）、「ソーダ水」（550円）

あざやかな青色のブルーハワイ味と緑色のメロン味に赤いチェリーがかわいらしくのった、とても涼しげな見た目の「クリームソーダ」と「ソーダ水」。甘いシロップと炭酸水で割り、すっきりとした喉ごしとどこか懐かしさを感じる味わいです。 注文時に頼めば味を入れ替えることができるので、2種類の味を楽しんでみてはいかが？

落ち着いた音楽とともに流れるゆったりとした時間。ほっと一息つきたい時にぴったりの“とっておきの場所”になりそうですね。移転リニューアルとともに新しくなった「純喫茶ライオン」にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。