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2016.02.19
里山ならではのジビエ料理が味わえる、山小屋風のイタリア食堂「エルバッチャ」
富山を代表するお祭り「おわら風の盆」で知られる八尾町にある、本場のイタリア料理が気軽に楽しめる「エルバッチャ」。地元でとれる旬の食材をつかった料理が多く、また「イタリアの食堂のような素朴さを大事にしています」と語るのは店主の松本さん。地元に根付いたやさしい雰囲気のレストランです。
あたたかな木の温もりを感じる、家庭的な雰囲気の店内

店内はご主人の趣味のカヌーや雑貨、お客さんが描いてくれた絵などが飾られにぎやか。常連さんに愛されている様子がにじみ出る、家庭的であったかい雰囲気です。 山小屋風の外観は、ひょっこり出た煙突や手作りの看板がかわいらしく、冬は雪景色がよく似合います。
料理を通して感じられる、地元の食材への愛情とこだわり

この日は定番の「Aランチ(1750円)」をいただきました。前菜、パン、パスタ、デザート、ドリンクをコースで楽しめます。 この日の前菜はタラモサラダ、スモークサーモンのサラダ、きのこのタルト、カポナータ、田舎風パテ。ボリュームたっぷりです。

パスタはタイム、セージ、ローズマリーをベースにした「フレッシュハーブのトマトクリームソース」。店名にもなっているハーブが、料理にたっぷり使われます。 このパスタは、ご主人が修業していた頃、イタリア人のシェフに作ってもらったまかないがあまりに美味しかったので、それをアレンジしたのだそう。トマトの酸味がクリームでまろやかに仕上がっています。
夜はお酒とともに里山ならではのジビエ料理を楽しもう

夜はワインなどのお酒を呑みながらの食事ができます。冬の時期は、里山ならではのジビエ料理をメインにするのがおすすめ。こちらは猟師の友人が獲ったという「山田産鹿肉のポワレ」(2600円)。淡白でさっぱりした鹿肉は、噛むごとに甘みがじゅわっと広がります。

地元・八尾にあるさわい農園のりんごを使った「アップルパイ」(680円)も冬の人気メニュー。美味しいりんごの美味しさをそのままに、じっくり煮込んでいます。ご主人の作る料理には、地元の食に関わる人たちとの温かいつながりが感じられます。

お店は今年で17年目に突入するそう。美味しい料理を食べながら、気さくなご主人とたわいないお話をしに、富山に来たら何度でも訪れたくなるお店です。

お店の駐車場からは広々とした富山平野が見渡せます
「エルバッチャ」は富山平野が見渡せる丘陵地にあるので、天気が良く空気が澄んだ日は、富山市内からお店までの道のりでは立山連峰を見ながらのドライブが楽しめますよ。

ワイン食堂 エルバッチャ
ワインショクドウ エルバッチャ
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