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2020.04.30
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【高知編】〜「日高村オムライスおむすび」と「茄子のポタージュ」〜
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第44回は高知県。新名物の予感「日高村オムライス」をおむすびにアレンジしました。今が旬、茄子を使ったちょっと珍しいポタージュと一緒にどうぞ。
上にふんわり卵がちょこん「日高村オムライスおむすび」

高知県日高村では村おこしイベントとして、オムライスメニューを現地のカフェやレストランが考案、盛り上がりを見せています。条件は名産の「シュガートマト 」を使うこと。なかには糖度が10度以上あるものもあり、トマト本来の甘みが味わえるオムライスが出来上がります。 そんな「日高村オムライス」をおむすびにアレンジ。やさしい甘さのケチャップライスに、ミニサイズのふんわりたまごをのせました。フォルムもかわいい、ほっこりメニューです。 【材料】(2人分) ・ごはん…お茶碗軽く2杯分 ・鶏もも肉…100g ・玉ねぎ…1/4個 ・たまご…2個 ・牛乳…大さじ1 ★シュガートマト…大さじ2 ★ケチャップ…大さじ2 ★塩…ひとつまみ ・ドライパセリ…お好みで

【作り方】 1:鶏もも肉を小さめの一口大に切り、玉ねぎはみじん切りにする。フライパンに油(分量外)をひいて、玉ねぎと鶏肉を炒める 2:鶏肉に火が通ったら★と絡め、ごはんを入れて再び混ぜる 3:たまごをといて牛乳と混ぜる。フライパンに油(分量外)をひき、卵液を入れて大きくかき混ぜながら半熟のスクランブルエッグを作る 4:ラップに3(半分の量)を置いてキャンディのように絞る。粗熱が取れたら丸く握ったおむすびにのせて、ケチャップ、ドライパセリ(お好みで)をかける (ごはんさんより) 「たまごに牛乳を入れると、ふわっとした食感のスクランブルエッグができます。熱いうちに成形するときれいなオムライス型ができますよ」
ひんやりクリーミーな「茄子のポタージュスープ」

生産量日本一の高知県の茄子。冬から6月ごろにかけて集荷が多く、甘くてみずみずしいのが特徴です。ポタージュにすると、まろやかなやさしい味わいで後から茄子の香りがふわり。白い色味も涼しげですね。GWは汗ばむ陽気の日も多いので、冷製でどうぞ。 【材料】(2人分) ・茄子…2本 ・玉ねぎ…1/4個 ・オリーブオイル…大さじ1 ・塩…ひとつまみ ・水…100cc ・コンソメ…小さじ1 ・生クリーム…100cc ・にんにく(すりおろし)…小さじ1/3 ・オリーブオイル…お好みで

【作り方】 1:茄子は皮をむいてざく切りに、玉ねぎは1mm幅にスライスする 2:鍋にオリーブオイルをひき、茄子と玉ねぎを入れ、塩を振ってしんなりするまで炒める 3:水とコンソメを入れて蓋をし、弱火で約5分煮込む 4:粗熱をとってブレンダーでかくはんする。ペースト状になったら生クリームとにんにくを加えてよく混ぜ、塩こしょうで味を整えて、最後にオリーブオイルをたらす (ごはんさんより) 「スープは麺つゆと混ぜて、つけダレとしてもOK。ネギやミョウガなど薬味と合わせて楽しんでくださいね」

【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/片岡 祥
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