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2020.05.21
写真に残したい♪ ティータイムを彩る東北のお取り寄せ銘菓6選
ポップアートのようなせんべいに、宝石のようなゼリー菓子など、東北にはフォトジェニックなスイーツがたくさんあります。今回ご紹介するスイーツは、どれもネットや電話で気軽にお取り寄せができるものばかり。いつものお茶の時間を、愛らしいスイーツと一緒に過ごしてはいかがでしょうか。
伝統の南部せんべいがカラフルスイーツに「Chopetto」
「Chopetto」(5枚入 1944円、3枚入 1350円)
青森県八戸地方や岩手県北部で広く親しまれてきた伝統菓子「南部せんべい」。固めのバリッとした歯ごたえと小麦が香る素朴な味わいが特徴です。そんな南部せんべいを、ベルギー産のチョコレートや、ナッツ、ドライフルーツなどでデコレーションしたのが「Chopetto(チョペット)」。 「見た目が可愛くておしゃれで、食べる時も楽しくなる」をコンセプトに、八戸のライフスタイルコーディネーター・大粒來里紗さんが発案。地元のスイーツ店「MANODO(マノド)」と一緒に、デザイナーや南部せんべい店と協力して作り上げたカラフルなおやつです。 味は全部で5種類。スタンダードな、ミルクチョコレートにヘーゼルナッツやピスタチオをトッピングした「ナッツ&ミルク」は、せんべいとナッツの食感が楽しい一品。バラの花びらやベリーを散らした「ローズ&ベリー」は、上品な香りとホワイトチョコレートのやさしい甘みを堪能できますよ。
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hati style
ハチスタイル
チョコバナナをイメージした「かもめの玉子 ばなちょ」
「かもめの玉子 ばなちょ」(3個入 480円)
岩手県を代表する銘菓「かもめの玉子」は、三陸沿岸を飛ぶカモメの卵をモチーフにしたお菓子。黄味餡をカステラ生地で包み、「ホワイトチョコ」でコーティングしています。ブルーベリーやいちごといった季節限定品もあり、味のバリエーションが豊富なことも特徴です。 「かもめの玉子 ばなちょ」は地元の大学生のアイディアが生かされたスイーツ。パッケージに描かれたカモメの、愛嬌のある表情が印象的です。バナナジャムとバナナ風味の餡をカステラ生地で包み、「ミルクチョコ」でコーティング。トッピングにふりかけたチョコスプレーがまるで屋台の「チョコバナナ」のよう。にぎやかな縁日が思い出され、なんだか楽しい気持ちになりますね。
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かもめテラス 三陸菓匠さいとう 総本店
カモメテラスサンリクカショウサイトウソウホンテン
一口サイズの手軽なずんだスイーツ「ずんだ餅ぷち」
「ずんだ餅ぷち」(3カップ入 1234円)
仙台みやげとして人気なのが、ずんだを使ったスイーツ。大福やシェイク、クランチなど、仙台駅のみやげ店をのぞくと、バラエティ豊かなスイーツに出会うことができます。 ずんだの特徴は、すりつぶした枝豆の豊かな香り。より自然な豆の風味を堪能するなら、シンプルにずんだ餡と餅を絡めたずんだ餅をチョイスしましょう。 いち押しは「ずんだ茶寮」の「ずんだ餅ぷち」です。手のひらにちょこんと収まる小さなカップには、ずんだ餡と一口サイズの餅が4個。小腹が空いた時のおやつにもぴったりです。さわやかな枝豆の香りと一緒に、ずんだのつぶつぶ食感や餅のほどよい弾力を楽しみましょう。
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ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店
ズンダサリョウセンダイエキズンダコミチテン
はまぐり型の最中がユーモラスな「はまぐりもなかくっきー」
「はまぐりもなかくっきー」(ミックス8個入 1858円)
明治時代から続く、宮城県気仙沼市の「コヤマ菓子店」は、創業時は「はまぐり最中本舗」という店名だったそう。珍しい形の「はまぐり最中」が、店の看板商品として親しまれてきました。 「はまぐりもなかくっきー」が生まれたのは15年ほど前。5代目となる現在のご店主・小山裕隆さんが考案しました。創業時から130年以上かわらない、はまぐり型の最中の皮に詰めたのは餡ではなくメレンゲです。焼き上がったメレンゲと最中の皮を一口かじると、サクサクッと軽い食感に、ついもうひとつと手が伸びてしまいそう。 定番の味は3種類。アーモンドが香ばしい「プレーン」、ふわりと抹茶が香る「抹茶」、気仙沼市岩井崎産の天然塩を使った「塩」です。あんこやチョコレートなど、期間限定の味も要チェック。
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コヤマ菓子店
コヤマカシテン
つぶつぶが躍るファンタジックなドリンク「九重」
「九重一杯分袋詰め」(10本入 1620円)
江戸時代に創業した老舗和菓子店「九重(ここのえ)本舗玉澤」。商品名に屋号を冠する「九重」は、一風変わったスイーツです。柚子やぶどうなどの味と色がついた粒を、白湯に大さじ1~2杯入れて味わいましょう。味と色が溶け出した白湯はやさしい甘さに。軽くなった粒が、ぷかりぷかりと浮かぶ様子に心がなごみます。 炭酸水に入れて味わうのもおすすめ。炭酸のしゅわしゅわとした細かい泡と一緒に、「九重」の粒が浮かんでいく姿は幻想的です。写真を撮るなら、透明なカクテルグラスやワイングラスを使うと、少し大人なテイストになりますよ。口の中ではじける炭酸と、やわらかいつぶの食感も楽しみましょう。
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九重本舗玉澤
ココノエホンポタマザワ
パステルカラーがキュート♪宝石のようなゼリー菓子「花氷」
「花氷」(1箱 864円)
山形県の日本海側、鶴岡市にある「つるおか菓子処 木村屋」のフォトジェニックスイーツは、パステルカラーが愛らしい「花氷(はなごおり)」です。ゼリーを砂糖でコーティングした軽い口あたりのスイーツ。ピンクや青、黄色などにほんのりと色づいた透明感のあるお菓子は、まるでキラキラと輝く宝石のようです。やわらかい色合いが花を、ひとつひとつの形が氷を思い起こさせることから、「花氷」と名づけられました。 元になった和菓子は、砂糖や水あめを加えた寒天を冷やし固めた錦玉(きんぎょく)。砂糖のコーティングはシャリシャリと、中の寒天がほろほろと崩れる、2つの食感が口の中で合わさりなんともユニークです。白はオレンジ、青は薄荷など、色により異なるリキュールを使った味の違いも楽しんで。
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つるおか菓子処 木村屋 本店
ツルオカカシドコロキムラヤホンテン
東北の愛らしい、6つのスイーツはいかがでしたか。気になるスイーツがあれば、気軽にお取り寄せしてみて。お気に入りのお茶と華やかなスイーツがそろえば、おうちで過ごすティータイムがより楽しくなりますよ。
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熊谷みのり 写真:板元義和
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