江戸の情緒を感じるフロアで、和小物＆スイーツ探し

とうきょうスカイツリー駅、または押上駅直結。「東京スカイツリー®」の足元に「東京ソラマチ」はあります。 今回ご紹介するのは、4階の「ジャパンスーベニアフロア」。江戸の町に見られた商家“大店（おおだな）”をイメージして造られ、日本らしさを感じる雑貨や食品が並んでいます。

「東北スタンダード」の春の装いが可愛いこけしはいかが？

「花こよみ」各2700円。左から3月梅、4月桜、5月藤の花が描かれています

青森県八戸市で70年近く前から続く大手文具店が、東北の文化を伝えるセレクトショップとして開いた「東北スタンダードマーケット」。 伝統工芸品や食材、お土産などに加え、若手工芸家やアーティストとコラボしたオリジナル製品の販売も多くそろいます。 なかでも注目は、ファンの多いこけし。こけしのなかでももっとも歴史が古いとされる、宮城県・遠刈田系こけしを代表する工人、小笠原義雄さんと仙台市の人気イラストレーターの佐藤純子さんがコラボして生まれた「花こよみ」シリーズは、四季の移ろいを愉しむ12のこけしがそろっています。

カラフルな棚におしゃれにディスプレイ

胴体部分には、月ごとに季節の花が描かれ、3月には梅の花、4月には桜の花びらが描かれています。誕生日プレゼントとしても人気です。

「中川政七商店」のお土産屋さん「日本市」で桜小紋アイテムを探そう

「日本市小紋　千代布　桜小紋 」

「日本市」は、今年で創業300周年を迎える「中川政七商店」が、「日本の土産もの」をコンセプトに、日本各地で“日本一”といわれる産業や工芸品を届けるお店です。 春は桜の小紋柄が描かれた、オリジナルアイテムが人気。1色に対して型を1枚使う“手捺染”という方法で染められたハンカチ「千代布」（540円）や「ペットボトルボトルカバー」（1080円）は、お花見にも活躍してくれそうです。

海外の人へのプレゼント探しにもぴったりのお店

このほかにも、「おみくじ三色箸（15膳入り）」(1080円)は、吉野杉で作られたおみくじ付きの割り箸。包み紙の下には、桜にちなみ、5分咲き、満開などの吉凶が占えるので、お酒を飲む前に盛り上がりそうです。

「にっぽんの飴プロジェクト by nanaco plus+」の桜飴アクセサリー

左から「飴のチャーム うさぎ」（864円）、「飴のチャーム 桜ピンク」（756円)、「飴のチャーム 錦玉」（540円）

「にっぽんの飴プロジェクト by nanaco plus+」は、金太郎飴や色鮮やかな手まり飴など、本物の飴を樹脂でコーティングしたアクセサリーのお店です。 色とりどりの飴は、どれも見とれてしまうようなかわいさ。春らしいパステルカラーのキーホルダーやピアスが数多く並んでいます。 「飴のチャーム 桜ピンク」は、飴を丸太のようにいくつも丸めて組み上げる“組み飴”という手法で、桜を描いた飴を桜の形をした樹脂でコーティング。ポーチやカバンにつければ、明るい気分になりそうですね。

店内は明るくてかわいらしい雰囲気

使用する飴は、日本各地の飴職人が1点ずつ作っているものなので、アイテムごとに微妙に違う模様を楽しめますよ。

「浅草 飴細工 アメシン」の春限定柄・うちわ飴

「パンダ」（2180円）

「浅草 飴細工 アメシン」は、飴細工の実演販売を行なっているお店です。店主は26歳の若き飴細工職人の手塚新理さん。

店長の手塚新理さん

90℃という高温の飴を直に触りながら、握りバサミを使って金魚や馬、パンダ、猫など、ものの数分で形を仕上げます。

「うちわ飴」（600円）※桜の柄は変更になる可能性あり

精巧で、愛嬌のある動物作品のほか、浅草・本店で作られている、絵柄入りの「うちわ飴」もあります。 常時10種類ほどが用意され、3月からは紫に近いピンクで描かれた桜柄の飴が登場しています。常時置かれ、人気が高い猫の絵柄は、ほんわかとした気持ちになります。 どれも、食べてしまうのがもったいないほどで、自宅に飾っておく人も多いそうです。

買い物の後は、隅田川沿いに咲く桜の見学はいかが？

東京ソラマチで桜グッズを手に入れた後は、「東京ソラマチ」から桜の名所・隅田川へ。歩いて10分ほどで川沿いへ出られるので、お花見とセットで訪れてみてくださいね。