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2020.09.23
毎日食べたいシンプルなパン。街に愛され続けるブーランジェリー「S.KAGAWA」
「Boulanger S.KAGAWA(ブーランジェ エス・カガワ)」は、人気ブーランジェリーがひしめき合う中崎町エリアで、長年愛され続けるお店です。親切な接客や、素材にこだわったパンが1個100円ほどで買える良心的な値段など、毎日通いたくなる理由が詰まっています。
都会にありながら緑豊かな心地よい場所
土日は遠くからわざわざ訪れる人も多い
大阪・中崎町駅から徒歩1分。1番出口を出て大通り沿いを進むと、緑あふれる庭付きの一軒家が見えます。大きな看板もなくひっそりと佇んでいるのが「ブーランジェ エス・カガワ」です。 控えめな外観ですが、ここを目指して次から次へとお客さんが訪れます。レトロな街並みにおしゃれなカフェや雑貨屋で賑わう中崎町にありながら、静かでほっと落ち着ける場所です。
店員さんと相談しながらパンを吟味
国産の厳選された素材を使ったパンが並ぶ
厨房でパンを焼く様子がよく見える開放的な店内は、店員さんにパンを頼むと取ってくれる対面式スタイル。こうすることで会話が自然に生まれ、パンの説明やおすすめの食べ方などを提案できるようにしているんだそう。 パンは60種類ほどあるので、迷ったら店員さんと相談しながら決めるのも良いですね。パンに使う水からこだわって作られたパンは、どれも気張りすぎない優しい味がします。
シンプルで誰からも愛される「米粉の湯種食パン」
「米粉の湯種食パン」(1本 648円)
ブーランジェ エス・カガワのイチオシは食パン。レーズン食パンやデニッシュトーストなど種類も豊富です。中でもおすすめなのが「米粉の湯種食パン」。予約して取り置きする方も多い人気のパンで、米粉を20%使用しているのが特徴です。 トーストすると耳がラスクのようにザクザク香ばしく、もっちり弾力のある中身とのコントラストが楽しめます。トーストせずにそのまま食べるとしっとりしてまた違った味わいに。好きな厚さにスライスしてくれるサービスもありますよ。
幸せなモチモチ食感。「もちもち り・かるご」
「もちもち り・かるご」(129円)
国産の玄米粉を10%使用した「もちもち り・かるご」も看板商品。ブーランジェ エス・カガワの名物といわれるほど人気のパンです。玄米の香ばしさが感じられ、素朴で体にやさしい甘さ。生地はその名の通りもちもちで、上に散りばめられたザラメがシャリシャリと鳴りアクセントになっています。
リーズナブルでおいしいパン
「ミルクフランス」(162円)
練乳バタークリームをフランスパンで挟んだ「ミルクランス」も人気。 甘すぎないクリームに小麦の風味と酸味が感じられるハードなフランスパン。甘みと酸味のバランスが絶妙で、最後まで飽きずに食べられます。しっかり食べ応えがあるのに、良心的な値段も人気の秘訣ですよ。
「マカダミアのパン」(259円)
小麦の香りが広がる「マカダミアのパン」。ほのかに香るシナモンがアクセントになっていて、こぼれんばかりのナッツを存分に楽しめます。シンプルにそのまま食べてもおいしいですが、トーストしてバターを塗って食べるのもおすすめです。
「クロワッサン」(183円)
大きめの「クロワッサン」も100円台と、とても良心的。サクサクとした食感で、発酵バターがたっぷり。甘みも強すぎず、軽い口当たりのクロワッサンです。
地域に愛される人気店
近くのカフェ「PATHFINDER」にパンを持ち込むこともできる
「1個800円のパンを買ってもらうより、1個80円のパンを10回買ってくれた方が嬉しいです。」と話す店主の加川さんは、10年前にお店をオープンしてから一貫して素材にこだわったシンプルなパンを作り、地域に根ざしたお店を作ってきました。食パンやハードパンなどベーシックなパンの人気が高いのも、日々の食事に溶け込んでいる証拠です。 夕方頃にはパンが全て売り切れてしまうことがほとんどで、無駄なロスを出さないことが良心的な値段に繋がっているそう。パンを焼くのは朝と昼の2回で、パンが出揃う12時〜13時が狙い目です。「米粉の湯種食パン」など人気のパンは、予約するのが吉ですよ。
Boulanger S.KAGAWA
ブーランジェ エス・カガワ
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