個人宅を開放してカフェに

琉球王朝時代に国家的な祭事が行われてきた、沖縄を代表する聖地である「斎場御嶽（せーふぁうたき）」。那覇空港からモノレールで約1時間半、車だと1時間程度で到着します。 その近くにひっそりと佇む「海のイスキア」は、もとは沖縄内観研修所所長である平山恵美子さんの個人住宅。「この場所や景色は神様からの贈り物」だと考えた平山さんが、訪れた人と素敵な空間を共有したいとの思いから、5年前に自宅の一部とお庭を開放することにしたそうです。

名前の由来は、青森県で心を病んだ人々におむすびを握って癒す活動をされていた、佐藤初女さん主宰の「森のイスキア」から。 助けを求めて訪れるすべての人を受け入れ、心をこめた料理でもてなす佐藤さんの志を平山さんが受け継いだ癒し処となっています。

風が強くなければパラソルの下でティータイムも

丁寧に手入れされたお庭から、晴れた日には久高島が一望できます。海の青さと空の高さを感じながらのランチやスイーツは格別。 優しく、ほっとする味わいの「ほうれん草とエリンギのジェノベーゼパスタ」や「手づくりチーズケーキ」も、太陽の下でいただくとより一層おいしく感じられます。 ほかにも沖縄の家庭料理「ヒラヤーチー」（400円）や「島豆腐のジェラード」（400円）など、沖縄ならではのメニューもいただくことができますよ。

ゆっくりと静かな時を過ごす場所

個人宅なので騒がず、静かにゆったりと楽しんで

沖縄に来たら必ず訪れるという人も多いという「海のイスキア」。疲れたとき、ふと休息がほしくなったとき、こちらの軒先から海を眺めるだけで心の充電ができそうです。 お休みの日などはブログにて随時更新していますので、訪れる前にはチェックしてみてくださいね。