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2021.03.30
【毎日おやつ】幸せを願う想いを折り鶴にこめて「デアバウムクーヘン広島」／広島県
全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は広島県の「デアバウムクーヘン広島」をご紹介します。
平和への願いが込められた、広島ゆかりのバウムクーヘン
折り鶴は平和のシンボル。4色のパステルカラーがやさしい気持ちにさせてくれる
年輪のようなかわいいビジュアル、しっとりやわらかな食感が魅力のドイツ発祥のバウムクーヘン。日本で初めて作られた場所が、広島だったことをご存知でしょうか。第一次世界大戦時に、広島へ収容されたドイツ人俘虜のカール・ユーハイム。彼が1919年に広島県物産陳列館（のちの原爆ドーム）で初めてバウムクーヘンを披露したのが、その始まりといわれています。 平和の象徴・原爆ドームに隣接するおりづるタワー内の物産館「人と樹」では、そんな広島にゆかりの深いバウムクーヘンを販売。パッケージに描かれた4色の折り鶴が印象的で、まるで幸せな未来を静かに願う、そんな祈りが込められているようです。
なめらかな口どけとふんわり生地に想いを馳せる
凸凹としたフォルムが印象的な「デアバウムクーヘン」は、外側にかかるホワイトチョコの甘さと、何層にも重ねたふんわり生地が魅力。口に入れると、幸せに包み込まれたようなやさしい気持ちが広がります。手がけるのは、バウムクーヘンを日本に広めた洋菓子店「ユーハイム」。昔のままのレシピと配合で作られもので、発祥地・広島で手に取ると感慨深いものがあります。平和への願いを込めて生まれたバウムクーヘン。このおやつが平和や未来について考えるきっかけになりますように。
【おやつデータ】
●デアバウムクーヘン 広島
価格：1080円
内容：1個
賞味期限：40日間
購入できる主な施設： おりづるタワー物産館 人と樹
おりづるタワー物産館 人と樹
オリヅルタワーブッサンカンヒトトキ
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井手口陽子 撮影：清水ちえみ
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